<セミナー詳細>

セミナーコード:20250403   受講お申し込みは、画面下の「受講申込」ボタンから

★本セミナーでは、プログラムTでは再エネの市場統合や柔軟性の考え方から、国内外の送電ビジネスと
 系統用蓄電池ビジネスの動向、また関連政策や今後のビジネスチャンス、プログラムUでは世界で加速
 するHVDCの最新動向とenhanced STATCOM等の系統安定化技術、日立エナジーの取組みなどについて、
 斯界の最前線でご活躍中の高橋氏、西岡氏、両講師に詳説頂きます。
★講師のお二方ともご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。
★午前(プログラムT)のみ、午後(プログラムU)のみのご受講も受け付けております。

国内外の送電網増強と系統用蓄電池の動向及び
HVDC(高圧直流送電)と系統安定化技術
〜再エネ統合のためのビジネス・政策、HVDCの最新動向、グリッドの課題と対応技術〜
●講 師 法政大学社会学部 教授 高橋 洋 氏
 会 場 
  <講師紹介>
内閣官房IT担当室主幹、東京大学特任助教、富士通総研主任研究員、
都留文科大学教授などを経て、2023年より現職。
専門は再生可能エネルギー政策、電力システム改革。博士(学術、東京大学)。
内閣府参与、総合資源エネルギー調査会電力システム改革専門委員会委員などを歴任。
著書に、『電力自由化』、『エネルギー政策論』、『エネルギー転換の国際政治経済学』など。
●講 師 日立エナジージャパン株式会社 グリッドインテグレーション
HVDC Marketing & Sales Manager
西岡 淳 氏
 会 場 
  <講師紹介>
日立HVDCテクノロジーズ株式会社 CEOなどを経て、2023年より現職。HVDC事業に従事。
●日 時 2025年 4月 10日(木) 10:40〜16:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.開催日より7〜10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。

●受講料 ◆プログラムTとU受講      49,940円【1名につき】
 (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
 (プログラムTとUで受講者が異なる場合でも可)
◆プログラムTのみ受講     33,000円【1名につき】
◆プログラムUのみ受講     33,000円【1名につき】
※上記全て、テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:40
|
12:40
T.国内外の送電網増強と系統用蓄電池の動向
 〜再生可能エネルギー統合のためのビジネスと政策〜


 脱炭素宣言やエネルギー危機を経て、風力と太陽光の主力電源化が加速している。これら変動性再エネの市場統合には、電力システムの「柔軟性」の拡大が不可欠だが、その2本柱が送電網による広域運用と系統用蓄電池である。本セミナーでは、再エネの市場統合や柔軟性の考え方を解説した上で、内外で盛り上がりを見せる送電ビジネスと系統用蓄電池ビジネスの動向を紹介する。その際には、GXやエネルギー基本計画といった関連政策にも触れ、今後のビジネスチャンスを展望する。

 1. 変動性再エネの大量導入と市場統合
  (1)脱炭素の国際潮流と再エネの主力電源化
  (2)変動性再エネの市場統合と柔軟性の概念
  (3)柔軟性の手段としての送電網、電力貯蔵、脱炭素火力、DR
 2. 内外の送電ビジネスの動向
  (1)欧州の国際送電網の概況
  (2)デンマークのエネルギーアイランド構想と国際送電線
  (3)日本における系統マスタープランと一般送配電事業者
 3. 内外の系統用蓄電池ビジネスの動向
  (1)蓄電池ビジネスの概況
  (2)南オーストラリア州の蓄電池ビジネスの事例
  (3)日本における系統用蓄電池ビジネスの主体と事例
  (4)系統用蓄電池のビジネスモデルと電力市場制度
 4. 内外の政策状況と今後のビジネスチャンス
  (1)電力システム改革の状況
  (2)GXと第7次エネルギー基本計画
  (3)欧米の政策状況:ウクライナ戦争、トランプ政権
  (4)今後のビジネスチャンスの展望
 5. 質疑応答・名刺交換
(高橋 氏)
14:00
|
16:00
U.世界で加速するHVDC(高圧直流送電)の建設と系統安定化技術の最新動向

 英国、ドイツ等で再生可能エネルギー比率が50%を超えるなど、エネルギー転換は着実に進行している。こうした高い変動性再エネ比率を実現するために欠かせない技術がパワーエレクトロニクスである。中でもHVDCは再エネの大規模・長距離送電だけではなく系統の柔軟性を広域に共有する重要な技術であり、また再エネ比率が高くなるにともないSTATCOMのような系統安定化技術もますます重要性を増している。近年では、グリッドフォーミング、疑似慣性、FFR (Fast Frequency Response) など、パワエレによる系統安定化技術の適用も進んでいる。
 本セミナーでは、世界で加速するHVDC建設の最新動向とその技術的背景、またenhanced STATCOM等の系統安定化の最新技術動向について解説する。


 1. 変化するエネルギーシステムと変化するグリッド
  (1)変化するエネルギーシステム
   〜電気がエネルギーシステムのバックボーンに
  (2)変化するグリッド
   〜求められる4つの柔軟性
  (3)4つの柔軟性へのパワエレ技術の貢献
 2. HVDC市場の動向
  (1)加速するHVDCの最新動向
  (2)海外の先行事例
   〜なぜグリッド整備を加速しているか
  (3)最近の大規模プロジェクトの例
  (4)変化するHVDC調達モデル
  (5)HVDCの今後
 3. HVDCの基本原理と系統への貢献
  (1)HVDCの基本原理
  (2)HVDCによる系統安定化
  (3)Grid Formingと疑似慣性
  (4)系統解析
 4. 今後のグリッドの課題と対応技術
  (1)低慣性の課題、同期化力とは
   〜周波数安定度 / 同期安定度 / 過渡安定度
  (2)慣性応答について
   〜同期機とパワエレソリューションの慣性応答比較
  (3)低慣性への対応事例
   〜ドイツ、英国、オーストラリア、アイルランド
 5. 質疑応答・名刺交換
(西岡 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

 ※FAXでもお申し込みいただけます。FAXお申し込み用紙(PDF)を印刷いただき、必要事項をご記入のうえ弊社まで
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