●講 師 |
元 ペトロナス工科大学 化学工学科 教授 元 ペトロナス工科大学 バイオ燃料ならびに化学品研究センター センター長 元 (株)気象データシステム 代表取締役 |
上村芳三 氏 会 場 |
●講 師 |
IHI SOLID BIOMASS MALAYSIA SDN. BHD. Managing Director |
大原雄治 氏 会 場 |
●講 師 |
株式会社エコグリーンホールディングス 事業推進 |
杉島将太 氏 会 場 |
●講 師 |
シン・エナジー株式会社 経営企画部 事業戦略課 課長 |
淺見光樹 氏 会 場 |
●講 師 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究センター 緩傾斜畑作研究領域生産力増強グループ 上級研究員 |
岡崎和之 氏 オンライン |
●日 時 |
2025年 4月 11日(金) 10:00〜16:20 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。
※アーカイブ受講可能 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
1.受講料は同額となります。
2.開催日より7〜10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。
|
●受講料 |
◆1日受講 49,940円【1名につき】 (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円) (午前と午後で受講者が異なる場合でも可) ◆午前(プログラムT・U)受講 35,200円【1名につき】 ◆午後(プログラムV・W・X)受講 35,200円【1名につき】 ※上記全て、テキスト代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
10:00 | 11:20
|
T.バイオマスのトレファクション ―基礎から応用まで―
バイオマスのトレファクション(半炭化)は、バイオマスを不活性雰囲気下で200-350℃程度で処理し、原料バイオマスより炭素含有量の高い(従って発熱量の高い)固体を得る技術である。この講演では、2000年頃から注目を集めるようになった本技術の基礎から応用までについて解説する。併せて講演者が10年間勤務したマレーシアのペトロナス工科大学バイオ燃料ならびに化学品研究センターで実施したトレファクション研究についても紹介する。
1.バイオマス熱化学変換反応の全体像とトレファクション
2.トレファクションで何が起きるか?
3.トレファクションのメリット
4.トレファクションの反応工学
5.トレファクションとペレット化:どちらが先か?
6.原料の多様化
7.反応器とプロセスならびに製品ハンドリング
8.まとめと将来の展望
9.質疑応答・名刺交換
(上村 氏)
|
11:35 | 12:35
|
U.持続可能なパーム産業の実現に向けたIHIグループの取り組み
マレーシアにおけるバイオマス燃料製造販売事業を中心に紹介いたします。
1.バイオマス関連事業の紹介
2.パーム産業の課題と解決策
3.バイオマス燃料の開発
4.最後に
5.質疑応答・名刺交換
(大原 氏)
|
13:35 | 14:20
|
V.千葉県におけるユーカリを活用した持続可能なエネルギーの森づくり
再生可能エネルギー固定価格買取制度(以下、FIT)により全国各地で木質バイオマス発電所が設置され、林業者も少なからず恩恵を受けている。ただ、FITは20年間に限定されたインセンティブであり、FIT終了後、木質バイオマス発電所は一般電力市場の価格競争に晒され、
現状の木質バイオマスチップの価格では採算が成り立たない発電所も発生する。その場合、チップ価格の下押し圧力や国民負担を伴って設立したバイオマス発電所は化石燃料を使用する発電所になる可能性がある。その現実が10年〜15年程度に迫っている中で、早生樹等を活用した短伐期のエネルギーの森を作り、国内の森林資源を循環利用と、エネルギー自給率の向上に寄与する仕組みづくりを目指した取り組みを紹介する。
1.株式会社エコグリーンホールディングス
2.今後10年で木質バイオマス業界に起こる変化
3.日本の森林・林業
4.ユーカリを活用したエネルギーの森づくり
5.早生樹(外来種)の悪影響の可能性
6.山林所有者へのヒアリング
7.今後の課題と取組
8.質疑応答・名刺交換
(杉島 氏)
|
14:35 | 15:35
|
W.もみ殻を燃料としたバイオマス地域熱供給の取組み
秋田県大潟村にもみ殻を燃料としたバイオマスボイラーが導入され、地域熱供給に使われ始めている。脱炭素化の実現にあたり、今後は木質バイオマスのみならず、もみ殻などの農業残渣の利用が重要になってくると考えられる。もみ殻は木本系の木質チップと違い、草本系の燃料であり性状・形状が大幅に異なるため、それに適したバイオマスボイラーを導入する必要がある。日本初となるもみ殻を燃料としたバイオマス地域熱供給事業の事例と、農業残渣系バイオマスの利活用に関する今後の可能性について紹介する。
1.シン・エナジー株式会社の紹介
2.事業の背景
3.欧州の事例
4.事業スキームとプラントの概要
5.今後に向けて
6.質疑応答・名刺交換
(淺見 氏)
|
15:50 | 16:20
|
X.バイオマス植物として有用なオギススキ新品種の開発と燃料利用などの可能性 (オンライン)
オギススキ(Giant Miscanthus x giganteus)は四倍体のオギと二倍体のススキとの自然交雑によって生じた日本在来の三倍体雑種であり、海外ではボイラーの燃焼材等に利用されている。多年生のオギススキは一度、草地を造成すれば数十年にわたり、省力的な管理で毎年、
約20t/haの乾物収量を得ることが可能である。しかしながら、オギススキは種子を作らないため、草地造成には苗の増殖と移植が必要であり、このことが普及上の課題となっている。ここでは草地造成の省力化技術として開発した、必要苗数を1/4に低減可能な新品種「MB-1」「MB-2」と機械移植法について紹介する。
1.オギススキの特性
2.新品種「MB-1」「MB-2」の紹介
3.機械移植の取組
4.燃焼特性
5.質疑応答・名刺交換(講師からお預かりした名刺と交換させて頂きます。)
(岡崎 氏)
|
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
|