<セミナー詳細>

セミナーコード:20250413   受講お申し込みは、画面下の「受講申込」ボタンから

★本セミナーでは、午前(T・U)に、イオン交換樹脂によるPFAS除去技術、可視光による難分解性
 PFASおよびフッ素樹脂分解技術、午後(V・W・X)には、米の籾殻由来多孔質カーボン素材の
 PFAS吸着と浄化特性、イオン液体および深共晶溶媒を用いたPFASの分離技術、又、PFOS、PFOA
 含有廃棄物の処理とPOPs系難処理物に関する取組みなどについて、斯界の最前線でご活躍中の
 講師陣に詳説頂きます。
★午前(プログラムT・U)のみ、午後(プログラムV・W・X)のみのご受講も受け付けております。
★講師の方々がご来場されるか、オンラインかは、急な変更もございますため、恐れ入りますが下記
 にてご確認下さいませ(随時更新させて頂きます)。

−5名【三菱ケミカル、立命館大学、ソニー知的財産サービス、
同志社大学、クレハ環境】の講師がご登壇−
PFASの効率的除去・分離・分解・無害化処理技術
●講 師 三菱ケミカル株式会社 日次彦 氏
 会 場 
●講 師 立命館大学 小林洋一 氏
オンライン
●講 師 ソニー知的財産サービス株式会社 田畑誠一郎 氏
 会 場 
●講 師 同志社大学 松本道明 氏
オンライン
●講 師 株式会社クレハ環境 加藤正敏 氏
 会 場 
●日 時 2025年 4月 16日(水) 10:00〜16:45
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.開催日より7〜10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。

●受講料 ◆1日受講                 49,940円【1名につき】
 (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
 (午前と午後で受講者が異なる場合でも可)
◆午前(プログラムT・U)受講    35,200円【1名につき】
◆午後(プログラムV・W・X)受講   38,500円【1名につき】
※上記全て、テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:00
|
11:00
T.イオン交換樹脂によるPFAS除去技術

 PFASの除去プロセスの一つとして陰イオン交換樹脂が利用されています。本講演ではその除去原理および弊社樹脂での検討例を紹介いたします。

 1.イオン交換樹脂概要
 2.イオン交換樹脂によるPFAS除去原理
 3.イオン交換樹脂によるPFAS除去試験結果
 4.実用化の課題
 5.質疑応答・名刺交換
(日 氏)
11:15
|
12:15
U.難分解性PFASおよびフッ素樹脂を可視光で温和に分解する技術(オンライン)

 本講演では、半導体ナノ結晶に可視LED光を照射し、PFOSおよびナフィオンをフッ化物イオンに分解する技術を紹介する。PFOSは405 nm LED光を8時間照射で完全脱フッ素化し、ナノ結晶1つあたりC-F結合17,200本が解離した。ナフィオンも24時間照射で81%脱フッ素化し、可視光下での高い光触媒活性が示された。この反応は水和電子と高励起状態を介したオージェ誘起電子注入、光誘起配位子交換の複合メカニズムによって進行する。本技術の詳細と今後の展望について議論する。

 1.研究経歴と専門
 2.フッ素材料の基礎と分解研究
 3.半導体ナノ結晶を用いたPFASの可視光分解
 4.今後の展望
 5.質疑応答・名刺交換(講師からお預かりした名刺と交換させて頂きます。)
(小林 氏)
13:15
|
14:15
V.米の籾殻由来多孔質カーボン素材Triporous(トリポーラス)のPFAS浄化特性

 ソニーは余剰バイオマスである米の籾殻を原料に、ユニークな微細構造を有する多孔質カーボン素材Triporous(トリポーラス)を開発した。近年の研究においてトリポーラスは、活性炭など従来の吸着材と比較してPFASに対する高い吸着性を示すことが明らかになった。本講演では国内の環境水を用いた最新データ等を交えながら、トリポーラスの基本吸着特性とPFAS問題への貢献について報告する。

 1.トリポーラスとは
 2.トリポーラスの基本的な吸着特性
 3.トリポーラスのPFASに対する吸着特性と浄化応用
 4.今後の展望
 5.質疑応答・名刺交換
(田畑 氏)
14:30
|
15:30
W.イオン液体および深共晶溶媒を用いたPFASの分離(オンライン)

 希薄なPFASの分離に関しては、粒状活性炭、陰イオン交換樹脂、RO膜法など固液系での分離が知られていますが、本講演では環境適応型の新規な溶媒として知られるイオン液体や深共晶溶媒を用いた液液系のPFASの新規分離に関する方法と特徴を紹介します。

 1.従来のPFAS分離技術
 2.液液抽出技術の特徴
 3.イオン液体および深共晶溶媒とは
 4.イオン液体を用いたPFAS分離技術
 5.深共晶溶媒を用いたPFAS分離技術
 6.まとめと今後の課題
 7.質疑応答・名刺交換(講師からお預かりした名刺と交換させて頂きます。)
(松本 氏)
15:45
|
16:45
X.PFOS、PFOA含有廃棄物の処理とPOPs系難処理物に関する取り組み

 産業廃棄物の焼却処理施設における、PFOSおよびPFOA含有廃棄物への取り組み状況について紹介いたします。

 1.会社概要
  〜会社概要、沿革、廃棄物処理事業(ウェステックいわき)、
   廃棄物処理事業(ウェステックかながわ)

 2.PFOS、PFOA焼却処理までの経緯
  〜1100℃でのPFOS無害化実証試験、850℃でのPFOS無害化実証試験、
   850〜1100℃でのPFOA無害化実証試験、PFOSおよびPFOA含有廃棄物の
   ガイドライン

 3.PFOS、PFOA含有廃棄物の処理状況
  〜受入・保管方法、処理方法(ロータリーキルン炉)、処理方法(キルンストーカ炉)、
   処理期間中の維持管理分析、処理実績

 4.他のPOPs含有廃棄物への取り組み
  〜PFHxS無害化実証試験(キルンストーカ炉)、PFHxS、
   LC-PFCA無害化実証試験(ロータリーキルン炉)、低濃度PCB廃棄物の処理、
   POPs廃棄物の処理、その他POPs含有廃棄物

5.質疑応答・名刺交換
(加藤 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

 ※FAXでもお申し込みいただけます。FAXお申し込み用紙(PDF)を印刷いただき、必要事項をご記入のうえ弊社まで
  ご送信ください。(FAX番号は、お申込用紙に印刷されています)
 ※PDF形式のファイルをご覧頂くための Adobe Reader は、アドビ システムズ社から無償提供されています。
                 Adobe Reader 最新版ダウンロードはこちらから
■ お問い合わせの前に『よくあるご質問(セミナー)』をご一読下さいませ ■
■ 書籍・調査資料のご案内はこちらでございます ■