<セミナー詳細>

セミナーコード:20250417   受講お申し込みは、画面下の「受講申込」ボタンから

★本セミナーでは、ケミカルルーピング技術に焦点をあて、燃料反応の原理、酸素キャリアの種類・選定、国内外
 の技術開発動向、逆シフト反応並びに鉄鋼・化学産業への活用に向けた取組み、キャリア材料開発や水素製造・
 二酸化炭素還元反応、使用済み有機溶剤の無害化処理への活用などについて、最前線でご活躍中の講師陣
 に詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。

〜講師4名(カーボンフロンティア機構、積水化学工業、
東京科学大学、神奈川工科大学)ご登壇〜
ケミカルルーピング技術とCO2分離回収/水素製造/産業への応用展開
●講 師 一般財団法人カーボンフロンティア機構
技術企画部 課長代理
齊藤知直 氏
 会 場 
●講 師 積水化学工業株式会社
R&Dセンター 先進技術研究所 グリーンケミストリープロジェクト
プロジェクトマネージャー
柳橋宣利 氏
 会 場 
●講 師 東京科学大学
環境・社会理工学院 融合理工学系 エネルギー・情報コース 教授
大友順一郎 氏
 会 場 
●講 師 神奈川工科大学
工学部 応用化学生物学科 資源エネルギーシステム研究室 准教授
大庭武泰 氏
 会 場 
●日 時 2025年 4月 10日(木) 10:00〜16:25
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

※アーカイブ受講可能 (事情により、T・U・Vのみ可能。)
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は39,600円となります。(※Wの視聴は出来ません)
  2.開催日より7〜10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。

  ※会場受講・ライブ配信受講からアーカイブ受講へ変更の場合、
   開催日の4営業日前までにご連絡いただけた場合は受講料を変更いたします。
   以降は受講料の変更・返金は出来かねますのでご了承ください。
   アーカイブ受講から会場受講・ライブ配信受講へ変更の場合は、差額をご請求いたします。

●受講料 49,940円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:00
|
11:15
T.ケミカルルーピング燃焼ポリジェネレーション技術開発

 ケミカルルーピング燃焼(CLC: Chemical Looping Combustion)とは、燃料を燃焼させるのに空気を使う(空気燃焼)のではなく、金属酸化物粒子(酸素キャリア)内の酸素との反応を利用する技術である。近年、脱炭素化の観点から、発電所や化学プラントの排ガスから二酸化炭素(CO2)を分離回収して貯留(CCS)もしくは化学品製造などに利用(CCU)する技術の実現に期待が高まっており、ケミカルルーピング燃焼は高効率にCO2を分離回収可能な技術として注目されている。
 本講座では、ケミカルルーピング燃料反応の原理、酸素キャリアの種類と選定、世界の技術開発動向を概説するとともに、日本の技術開発の進捗について紹介する。


 1.ケミカルルーピング燃焼反応の原理
 2.酸素キャリアの種類と選定
 3.固体燃料と酸素キャリアの反応
 4.酸素キャリアによるアルカリ吸収、タール改質
 5.世界のケミカルルーピング燃焼技術開発動向
 6.日本のケミカルルーピング燃焼技術開発の進捗
  6-1 CO2分離型化学燃焼石炭利用技術開発(NEDO委託事業)
  6-2 ケミカルルーピング燃焼ポリジェネレーション技術開発(NEDO委託事業)
 7.まとめ
 8.質疑応答・名刺交換
(齊藤 氏)
11:30
|
12:30
U.ケミカルルーピングで実現する「高反応収率CO2→CO変換技術」と
  カーボンニュートラルに向けた取り組み


 カーボンニュートラルを実現する上でCO2を利活用するCCU技術の確立が不可欠である。積水化学では安定なCO2を高反応収率でCOに変換するケミカルルーピング型逆シフト反応技術を開発し、CCUプロセスの確立によるサステナブルな社会の実現に向け技術開発を推進している。
 本講演では、ケミカルルーピング型逆シフト反応技術の紹介、並びに鉄鋼産業や化学産業への活用に向けた取り組みについて紹介する。


 1.積水化学のカーボンニュートラルに向けた取り組み
 2.ケミカルルーピング型逆シフト反応技術
 3.鉄鋼産業への活用
 4.化学産業への活用
 5.そのほかのプロジェクト
 6.質疑応答・名刺交換
(柳橋 氏)
13:40
|
14:55
V.ケミカルループ法のキャリア材料開発と水素・カーボンリサイクル技術への展開

 ケミカルループ法は、二酸化炭素分離プロセスを伴う発電利用に加え、水素製造やカーボンリサイクルへの応用が可能であり、カーボンニュートラル社会に向けたCCSやCCUへの展開が期待される。
 本講演では、ケミカルループ法のキャリア材料開発について解説し、水素製造や二酸化炭素還元反応の取り組みについて紹介する。


 1.ケミカルループ法の作動原理とキャリア材料の開発
 2.多様な炭素資源およびCO2利用のための化学ループシステム設計
  2.1 ケミカルループシステムの概要
  2.2 ケミカルループ法の水素製造とCCU
  2.3 ケミカルループシステムの経済性分析
 3.質疑応答・名刺交換
(大友 氏)
15:10
|
16:25
W.ケミカルループ燃焼による有機廃液の処理に関する取り組み

 ケミカルループは燃焼時のCO2分離回収技術として知られているが、燃料の酸化は酸素キャリア粒子との反応であるため、幅広い燃料に対応できることも特徴である。
 本講演では、使用済み有機溶剤の無害化処理に活用するプロジェクトについて紹介する。


 1.プロジェクトの概要
 2.ケミカルループと燃料の種類
 3.反応器の形状
 4.小型検証機での試験結果
 5.コールドモデルによるスケールアップ検討
 6.今後の展望
 7.質疑応答・名刺交換
(大庭 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

 ※FAXでもお申し込みいただけます。FAXお申し込み用紙(PDF)を印刷いただき、必要事項をご記入のうえ弊社まで
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