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T.系統用/併設蓄電池ビジネスの最新動向
〜卸電力市場、需給調整市場、容量市場での収益機会・留意点から、 将来のビジネスモデルまで丁寧に解説〜
本講義では、系統側蓄電池ビジネスの概観を述べた上で、取引機会となる卸電力市場、需給調整市場、容量市場の概要、収益化方法といった留意点、更に、第7次エネルギー基本計画をはじめ、蓄電池事業を検討する上で考慮すべき電力市場に介在する不確実性の要因についても丁寧に解説する。
1.系統用/併設(系統側)蓄電池ビジネスの概観
2.系統側蓄電池ビジネスの収益機会/留意点
3.制度変更による勝機を見いだせ。併設蓄電池の最新動向
4.将来の系統側蓄電池ビジネスの行方
5.質疑応答・名刺交換
(早矢仕 氏)
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12:45 | 14:00
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U.産業用リチウムイオン電池システムの最新動向と大規模蓄電システムの システム構築技術
カーボンニュートラルの実現と電力需給アンバランスの調整リソースとして導入が拡大しているリチウムイオン電池による大規模蓄電システムだが、火災事故が後を絶たない。GSユアサ製の産業用リチウムイオン電池では如何にして安全性向上を実現しているかについてご紹介する。
1.産業用リチウムイオン電池の開発動向
2.GSユアサ製産業用リチウムイオン電池の特長と活用事例
3.リチウムイオン電池大規模蓄電システムの導入事例
4.リチウムイオン電池大規模蓄電システムのシステム構築技術
5.今後の課題
6.質疑応答・名刺交換
(木村 氏)
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14:15 | 15:15
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V.需要家向け蓄電池のマルチユース運用
2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラル(CN)実現に向けて各企業は省エネ対策、再生可能エネルギーの利用率向上等の取組みを行ってきている。
中でも再生可能エネルギーとして、太陽光発電を自社工場構内に設置することで、再生可能エネルギーの有効利用を図ろうとしているが、軽負荷時に系統への逆潮流防止対策として太陽光の出力を抑制しているため、有効利用出来ていない。
軽負荷時の太陽光の余剰出力分を蓄電池に蓄えることで、蓄電池によるデマンドのピークカット及びBCP対策も兼ねる運用を検討される需要家が増えて来ているが、蓄電池の導入費用を回収出来ない課題がある。
本セミナーでは需要家に設置される蓄電池の導入費用の回収期間の短縮を目的にアグリゲータによる電力市場取引での活用について解説する。
1.需要家向け蓄電池の導入目的
2.蓄電池導入費用の推移
3.需要家設置蓄電池を系統用として活用
(1)3つの電力市場(需給調整市場、卸電力市場、容量市場)
(2)系統専用蓄電所と需要家設置蓄電池の運用方法の違い
(3)アグリゲータによる需要家設置蓄電池の活用事例紹介
4.需要家設置蓄電池を系統用蓄電池として活用する際の課題
5.まとめ
6.質疑応答・名刺交換
(中林 氏)
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15:30 | 17:00
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W.蓄電池システムの長期運用における想定外リスクとその対応にいて
蓄電池システムを長期運用するとシステム自身の劣化や故障によるリスクに加えて、制度変更や周囲環境の変化などの初期想定外の事象が発生する可能性がある。弊社は25年に及ぶ大型蓄電池の運用実績から様々なトラブルを経験しておりその実績を踏まえて、考慮しておくべき事象について解説を行う。
1.蓄電池システムの劣化、安全性について
(1)急速劣化
(2)火災・爆発事故
2.蓄電池システムの長期運用におけるリスク
(1)劣化による運用制約
(2)部品交換のリスク
(3)周囲環境の変化
(4)制度変更
(5)メーカ倒産
3.蓄電池システムの最終処理リスク
4.蓄電池システムの長期運用リスクへの対応方法
5.まとめ
6.質疑応答・名刺交換
(田代 氏)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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