<セミナー詳細>

セミナーコード:20250816   受講お申し込みは、画面下の「受講申込」ボタンから

★本セミナーでは、午前中にちとせグループの微細藻類関連技術と製品開発の最新動向、海洋微細藻類に
 よるカーボンリサイクル型燃料/化成品生産に向けた培養技術開発、午後には都市型フォトバイオリアクター
 と微細藻類用遠心分離機、国産大型藻類バイオマスの独自生産とCO2固定・利用への展開、水熱処理に
 よる大型藻類からの化石原燃料代替成分の生成などに至るまで、斯界の最前線でご活躍中の講師陣に
 詳説頂きます。
★午前(プログラムT・U)のみ、午後(プログラムV・W・X)のみのご受講も受け付けております。
★講師の方々がご来場されるか、オンラインかは、急な変更もございますため、恐れ入りますが下記にて
 ご確認下さいませ(随時更新させて頂きます)。

藻類(微細藻及び大型)に関する要素技術と開発動向・展望
〜講師5名(ちとせ研究所、電源開発、三菱化工機、京都大学、静岡大学)ご登壇〜
●講 師 株式会社ちとせ研究所
Tech & Biz Development Div. / Manager
猪崎風葉 氏
 会 場 
●講 師 電源開発株式会社
技術開発部 若松研究所 バイオ・環境技術研究グループ リーダー
西村恭彦 氏
 会 場 
●講 師 三菱化工機株式会社
研究開発部 開発企画課 主事
曽田浩二朗 氏
 会 場 
●講 師 国立大学法人 京都大学 成長戦略本部 特任教授/名誉教授
(株)Barcodebody COO 京都バイオ計測センター・センター長
NEDOムーンショット事業PM
植田充美 氏
 会 場 
●講 師 国立大学法人 静岡大学 工学部 化学バイオ工学科 准教授 岡島いづみ 氏
オンライン
●日 時 2025年 8月 28日(木) 9:45〜16:30
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.開催日より7〜10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。

●受講料 ◆1日受講                55,000円【1名につき】
 (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,000円)
 (午前と午後で受講者が異なる場合でも可)
◆午前(プログラムT・U)受講    38,500円【1名につき】
◆午後(プログラムV・W・X)受講  39,600円【1名につき】
※上記全て、テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:45
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10:45
T.Join Us Now for the Future:ちとせが率いる微細藻類基点の新産業構築

 ちとせグループは世界最先端のバイオテクノロジーを駆使して、全ての産業のバイオ化を進めている。石油資源に依存し二酸化炭素を大量排出する現在の社会からの脱却を目指し、微細藻類を活用した光合成基点の社会づくりを目指す。
 微細藻類は植物に比べ高い物質生産能力を持ち、食品、化粧品、化学品、燃料など多様な分野で石油代替素材として、そして脱炭素に向けた素材としての活用が期待される。ちとせグループはこれまで15年に渡り、微細藻類の完全屋外における量産技術の確立といった技術開発に取り組み、光合成によるバイオマス大量生産の社会実装に向けた礎を築いてきた。さらに、100以上の企業・機関と連携するプロジェクト「MATSURI」を通して、微細藻類由来製品の開発・商業化とサプライチェーン構築も進めている。
 本講演ではちとせグループが推進するバイオエコノミーについて、微細藻類の例を中心に最新の状況と技術について紹介する。


 1.ちとせグループについて
 2.微細藻類の魅力
 3.ちとせグループの微細藻類関連技術と実績
 4.MATSURIにおける微細藻類由来製品の開発
 5.質疑応答・名刺交換
(猪崎 氏)
11:00
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12:00
U.海洋微細藻類によるカーボンリサイクル型燃料/化成品生産に向けた培養技術

 微細藻類は、カーボンリサイクル技術として位置付けられ、その生み出す物質にはCO2削減効果が期待されている。一方で、微細藻類の物質生産は、培養、回収、精製、加工・製品化といった各工程にエネルギーを投入する必要があるため、プロセス全体で排出されるCO2量と微細藻類が固定するCO2量のバランスが重要となる。また、微細藻類がなかなか産業化に至らない理由の1つとして、必要量を安定的に培養(生産)する技術が成熟していないことが挙げられる。
 そこで本講演では、微細藻類によるカーボンリサイクルとCO2削減を達成するために必要な取り組み、及び技術要素を整理するとともに、安定的かつ大量培養技術開発について弊社の取り組みを紹介する。


 1.カーボンリサイクル技術としての微細藻類
 2.屋外安定化培養技術の重要性
 3.屋外安定化培養に向けたオープン・クローズ型ハイブリッド培養技術
 4.展望
 5.質疑応答・名刺交換
(西村 氏)
13:00
|
14:00
V.微細藻類生産設備の要素技術開発
 〜都市型フォトバイオリアクターと微細藻類用遠心分離機〜


 カーボンニュートラルな社会の実現のため、製造機能を持ったエンジニアリング会社として、常に新しい時代のニーズに対応した装置・設備の開発に取り組む。その1つとして、クロレラの培養・生産技術の建設に携わって以来、四半世紀、微細藻類に関わる培養〜収穫〜オイル抽出の各工程の装置・設備の提供や開発協力などを行ってきた。
 本講演では高濃度培養が可能な閉鎖系微細藻類生産システム「都市型フォトバイオリアクター(PBR)」の要素技術及び、微細藻類用遠心分離機の新機構について紹介する。


 1.微細藻類生産施設に関連した製品・技術の紹介
 2.微細藻類に関するこれまでの研究開発取り組み
 3. 都市型フォトバイオリアクター(PBR)
 4. 微細藻類用遠心分離機
 5. 質疑応答・名刺交換
(曽田 氏)
14:15
|
15:15
W.国産大型藻類バイオマスの独自生産とCO2固定と利用への展開

 デンプンやセルロースからスタートしたバイオエネルギー研究は、第3世代として、微細藻類や大型藻類へと主役の変換が進んできている。大型藻類は、特に褐藻の養殖が日本で世界に先駆けて可能にしたうえ、CO2固定量や速度が森林の10倍以上であることが判明し、その独立栄養性を武器に、日本が先駆けた世界に誇れる、これからの新しい有望バイオマス資源にのし上がりつつある。世界第6位の広大な排他的経済水域を持つ日本において、狭小な陸上に比べてはるかに豊かで広大な海洋資源は、その活用と保護によって、未来日本のエネルギーの安全保障上の自立化に不可欠な重要な資源となる。統合オミクス数理解析により創製された合成生物学的育種スマート酵母により、大型藻類のバイオエタノールへの変換は飛躍的に向上し、エタノールからSAF(ジェット燃料)の製造へと向かう、NEDOのムーンショット事業のブルーカーボン事業に採用された。
(HP:NEDOムーンショット目標4《温室効果ガス》CO2を資源化するバイオテクノロジー 大型藻類で海洋立国へ/植田充美(京都大学) 機能改良による高速CO2固定大型藻類の創出とその利活用技術の開発 (youtube.com) )
https://www.youtube.com/watch?v=umbFEWebOIk&list=PLZH3AKTCrVsW02NDqRxLnSvVc5zqVDFAT


 1.従来のバイオマスエネルギーの現況
 2.食糧とエネルギーの非競合共役増産
 3.前処理法の開発―バイオマスの完全糖化システムの合成生物学的創製
 4.新しいバイオマスの価値―日本独自の環境政策へ
 5.実証研究への道
 6.質疑応答・名刺交換
(植田 氏)
15:30
|
16:30
X.水熱処理による大型藻類からの化石原燃料代替成分の生成(オンライン)

 本研究室では、ポリマーやバイオマスといった人工及び天然高分子の加溶媒分解について研究開発を行っている。その一つとして、近年注目されているブルーカーボンの一つである大型藻類についての加水分解挙動について研究を進めてきた。 本講演では大型藻類であるコンブを中心に、高温条件における加水分解により大型藻類からどのような成分を得ることが期待できるか等について紹介する。

 1.高温高圧水について
 2.高分子分解に関するこれまでの研究の取り組み
 3.水熱処理による大型藻類の利活用の可能性
 4.質疑応答・名刺交換(講師からお預かりした名刺と交換させて頂きます。)
(岡島 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

 ※FAXでもお申し込みいただけます。FAXお申し込み用紙(PDF)を印刷いただき、必要事項をご記入のうえ弊社まで
  ご送信ください。(FAX番号は、お申込用紙に印刷されています)
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