<セミナー詳細>

セミナーコード:20251007   受講お申し込みは、画面下の「受講申込」ボタンから

★本セミナーでは、午前(プログラムT・U)に現在検討が進んでいるバイオエタノール/バイオディーゼルなど脱炭素液体
 燃料の政策、具体的な取組、今後の課題から、世界と米国でのバイオエタノールの現状・展望、日本での利用への期待、
 午後(プログラムV・W・X)には、選択的発酵酵母を利用した低炭素・食料増産型バイオエタノール生産、バイオディーゼル
 燃料のGXへの貢献と今後の可能性及び、国内外の混合燃料の品質規格の現状、品質向上のための製造時の留意点と
 対応策などについて、斯界の最前線でご活躍中の講師陣から詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。

バイオエタノールとバイオディーゼルに関する政策/事業/技術開発動向
〜講師5名【愛知工業大学、アメリカ穀物バイオプロダクツ協会、東京大学、
全国バイオディーゼル燃料利用推進協議会、滋賀県立大学】ご登壇〜
●講 師 学校法人名古屋電気学園 愛知工業大学 総合技術研究所 教授
経済産業省 総合資源エネルギー調査会 資源・燃料分科会
脱炭素燃料政策小委員会 カーボンマネジメント小委員会
内閣官房 国土強靱化推進会議 委員 他
近藤元博 氏
 会 場 
●講 師 アメリカ穀物バイオプロダクツ協会 日本代表 浜本哲郎 氏
 会 場 
●講 師 国立大学法人 東京大学 先端科学技術研究センター 特任教授 小原 聡 氏
 会 場 
●講 師 全国バイオディーゼル燃料利用推進協議会 副会長
油藤商事株式会社 代表取締役
青山裕史 氏
 会 場 
●講 師 公立大学法人 滋賀県立大学名誉教授
全国バイオディーゼル燃料利用推進協議会 技術顧問
山根浩二 氏
 会 場 
●日 時 2025年 10月 29日(水) 9:45〜17:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.開催日より7〜10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。

●受講料 ◆1日受講                 55,000円【1名につき】
 (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,000円)
 (午前と午後で受講者が異なる場合でも可)
◆午前(プログラムT・U)受講     38,500円【1名につき】
◆午後(プログラムV・W・X)受講  39,600円【1名につき】
※上記全て、テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
9:45
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11:15
T.バイオエタノール/バイオディーゼルの最新の動向
 〜バイオ液体燃料導入に向けた政策の方向性と課題〜


 世界各国でカーボンニュートラルの実現を目指し様々な政策や取り組みが行われている。我国も、2050年カーボンニュートラルに向け、2025年2月に国連に次の気候変動対策目標を提出しこの目標に整合的な形で第7次エネルギー基本計画を閣議決定した。この中で運輸分野における取組として、バイオ燃料の活用が示され、バイオアルコール混合ガソリン、バイオディーゼル、並びに航空機燃料であるSAFなど、脱炭素液体燃料の導入普及について取り組みが明記された。この講義では、我国で現在検討が進んでいる脱炭素液体燃料の政策と具体的な取組並びに今後の課題を解説する。

 1.我国の脱炭素政策の方向性
 2.脱炭素液体燃料の動向
  ・E10/E20等バイオエタノール混合ガソリン
  ・HVO等バイオディーゼル
 3.環境価値の移転制度
  ・グリーン燃料証書制度
 4.まとめ
 5.質疑応答・名刺交換
(近藤 氏)
11:30
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12:30
U.世界と米国でのバイオエタノールの現状と日本での利用への期待

 液体燃料脱炭素化の一環として、トウモロコシをはじめとする植物を原料とするバイオエタノールの生産とそのガソリン混合が世界各国で広く行われている。また、バイオエタノールは持続可能な航空燃料(SAF)やグリーンケミカルの原料として期待が高まっている。本講演では、世界と米国でのバイオエタノール生産と利用の現状と将来展望、そして日本での利用への期待について説明する。

 1.米国と世界でのバイオエタノール生産と利用の経緯と現状
 2.米国で広くバイオエタノール生産に利用されるトウモロコシとは?
 3.バイオエタノールの原料としてのトウモロコシのメリット
 4.トウモロコシ原料バイオエタノールのさらなる脱炭素化への努力
 5.トウモロコシ(第1世代原料)のバイオエタノール生産への利用の課題と誤解
 6.米国と世界でのバイオエタノール生産と利用の将来
 7.米国トウモロコシ・バイオエタノール生産者の日本での利用の期待
 8.質疑応答・名刺交換
(浜本 氏)
13:30
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14:30
V.選択的発酵酵母を利用した低炭素・食料増産型バイオエタノール生産

 選択的発酵酵母を利用して、サトウキビ糖液中の還元糖(砂糖結晶化阻害物質)のみを最初に選択的にエタノール発酵・分離回収した後に、残った高純度のショ糖液から高効率で砂糖を生産する世界初の製造プロセス「逆転生産プロセス」について、プロセス設計から実証、事業化までの取り組みを紹介する。

 1.従来の糖蜜を原料としたバイオエタノール生産の課題
 2.選択的発酵酵母を利用した砂糖・エタノール逆転生産プロセス
 3.逆転生産プロセスの社会実装に向けた取り組み事例の紹介
 4.事業性評価
 5.まとめ・今後の課題
 6.質疑応答・名刺交換
(小原 氏)
14:45
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15:45
W.バイオディーゼル燃料のGXへの貢献と可能性について

 1998年からバイオディーゼル燃料の製造販売を開始、日本で最初にガソリンスタンドでバイオディーゼル燃料の販売をし、現在までの取組みの概要等を紹介。廃食油の回収(集める)・バイオディーゼル燃料の製造(つくる)・燃料の使用(つかう)の3つのサイクルを循環させる地域社会循環モデルを形成した。今後の可能性やバイオディーゼル燃料を取り巻く環境について説明。

 1.バイオディーゼル燃料とは
 2.製造の過程
 3.使用上の課題と注意点
 4.使用事例の紹介
 5.バイオディーゼル燃料の可能性
 6.質疑応答・名刺交換
(青山 氏)
16:00
|
17:00
X.バイオディーゼル燃料の品質向上のための製造時の留意点と対応策

 代表的なバイオディーゼル燃料の製造方法であるアルカリ触媒を用いたメチルエステル交換反応において、我が国における主原料の廃食油の品質、エステル交換反応における触媒量やメタノール量などの影響とその対応策について示し、代表的な精製方法について留意点を述べる。また、国内外のバイオディーゼル燃料とその混合燃料の品質規格の現状を述べる。

 1.バイオディーゼル燃料の原料油となる廃食油の品質と留意点
 2.アルカリ触媒法によるメチルエステル交換反応に影響を及ぼす要因とその対応策
 3.減圧加熱蒸留精製、湿式精製、乾式精製の留意点
 4.バイオディーゼル燃料の品質規格
 5.質疑応答・名刺交換
(山根 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

 ※FAXでもお申し込みいただけます。FAXお申し込み用紙(PDF)を印刷いただき、必要事項をご記入のうえ弊社まで
  ご送信ください。(FAX番号は、お申込用紙に印刷されています)
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