<セミナー詳細>

セミナーコード:20251218   受講お申し込みは、画面下の「受講申込」ボタンから

★本セミナーでは、レアメタル、レアアースの採掘の課題【鉱石の低品位化、環境毒性、他】、
 利用の課題【供給量の安定化、他】、リサイクルの課題【精錬分離の難しさ、コストバランス、
 他】、その他、地政学的リスクなど、様々な視点から今後の動向を斯界の最前線でご活躍中
 の原田博士より詳説頂きます。

「レアメタル」、「レアアース」の概況、
ポスト・グローバリゼーション下の資源戦略としての循環利用
〜モノづくり日本の資源戦略:レアメタル、レアアースとその循環システム、
今後の方向性、ビジネス展望〜
●講 師 (国研)物質・材料研究機構 名誉研究員 工学博士
【兼任、公職】
サーキュラー・エコノミー&広域マルチバリュー循環研究会 代表
エコマテリアル・フォーラム 前会長
エコデザイン推進機構 理事
日本LCA学会 元・会長
※その他レアメタル関連の講演・執筆多数
原田幸明 氏
 会 場 
●日 時 2025年 12月 25日(木) 13:20〜16:50
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.開催日より7〜10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。

●受講料 44,000円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき38,500円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【講座の趣旨】

 本セミナーでは、レアメタル・レアアースのリサイクルの最新動向、課題、および将来の展望に焦点を当てます。カーボンニュートラルの推進や情報技術の発展は、新たな技術とそれを支える希少金属の不可欠な役割を強調しています。
 また以前に予見したように、2020年の中国の戦略物資やハイテクの輸出規制を強化する輸出管理法以来戦略物質としての動きが強まり、2025年には米中首脳会談の中核に座る課題となりました。このような中で我が国のレアアース・レアメタル戦略はいかにあるべきか、10年前のレアメタル危機時の教訓を生かした先見的・戦略的対応がもとめられています。このようなポスト・グローバリゼーションの潮流の中で、ハイテクの基盤物質であるレアアース・レアメタル類の供給源とストックの活用は経済活動的にも必須の課題となってきています。天然資源がなくかつ需要の大きい日本のような国では「都市鉱山」の取り組みに見られるような、循環システムの構築は、必須と言えるでしょう。このセミナーでは、レアアース・レアメタル製品から循環利用の最近の技術・システムづくり動向と課題を詳しく解説し、当該ビジネスの新たな展開に資する知識を提供します。

【セミナープログラム】

1.レアメタル・レアアースはなぜ米中会談のキーにまでなったか

 1.1 カーボンニュートラルに必要なレアメタル
 1.2 情報に必要なレアメタル
 1.3 モノづくりを支えるレアメタル


2.2010年レアアース危機の教訓から何を学ぶか

 2.1 レアアースはなぜ「中国」なのか
 2.2 2010年レアアース危機はどうやって乗り越えられたか
 2.3 2010年と2025年の違いはなにか


3.資源をめぐる国際状況とその変化

 3.1 安く大量に売る資源から、囲い込む資源に
 3.2 都市鉱山開発の現代的意義


4.レアメタル・レアアース含有製品のリサイクル

 4.1 リチウムイオン電池の循環利用
 4.2 太陽光パネルの循環利用
 4.3 風力発電機・EVモータのリサイクル


5.各レアメタルの資源と循環

 5.1 Co
 5.2 Li
 5.3 Ni
 5.4 Ta
 5.5 W
 5.6 In
 5.7 PGM


6.レアアースの資源と循環を考えるうえで知っておくこと

 6.1 レアアースはそんなにレアじゃない
 6.2 物理学的視点と化学的視点そして地政学的視点


7.レアメタル・レアアースの循環ビジネスの構築に向けて

 7.1 使う技術あってこその資源
 7.2 ストックをどうやって形成するか
 7.3 より大量、より高品位にある場所を探せ


8.質疑応答
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

 ※FAXでもお申し込みいただけます。FAXお申し込み用紙(PDF)を印刷いただき、必要事項をご記入のうえ弊社まで
  ご送信ください。(FAX番号は、お申込用紙に印刷されています)
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