<セミナー詳細>

セミナーコード:20260209   受講お申し込みは、画面下の「受講申込」ボタンから

★本セミナーでは、ノーベル化学賞の受賞対象となったMetal-organic framework(MOF)に焦点をあて、プログラムTでは、
 「空気から資源を生み出す」という視点から、CO2・水素・アンモニアなどのガスを対象としたMOFの応用と社会実装につい
 て実例を交えながら解説頂き、プログラムUでは、MOFのこれまでの研究の流れ、現在に至る学術的発展、および材料と
 しての特性、可能性、課題などについて、斯界の最前線でご活躍中の堀氏、堀毛氏、両講師から詳説頂きます。
★午前(プログラムT)のみ、午後(プログラムU)のみのご受講も受け付けております。
★講師との名刺交換の希望などがございましたら、その旨ご連絡下さいませ。

【講師2名:オンラインセミナー】
MOF(金属有機構造体)の基礎〜応用・研究動向・実装
●講 師 HFC株式会社 代表取締役 堀 彰宏 氏
オンライン
  <略歴>
2007年4月-2010年3月 日本学術振興会 特別研究員(DC1)
2010年3月 岡山大学 博士(理学)(小林達生研究室)
2010年4月-2014年3月 理化学研究所 特別研究員(北川進研究室)
2014年4月-2016年3月 京都大学 特定研究員(北川進研究室)
2016年4月-2020年7月 名古屋大学 助教(松田亮太郎研究室)
2019年6月-現在 SyncMOF株式会社 取締役
2022年10月-現在 HFC株式会社 代表取締役
2024年6月-現在 VitaCarb Innovations株式会社 代表取締役
2024年10月-現在 SyncMOF Robotics株式会社 代表取締役
2025年6月-現在 STRADA株式会社 取締役
2025年6月-現在 株式会社ITR 代表取締役
<その他>
2023年5月 G7広島サミット2023出席
2023年-2024年 豊橋技術科学大学 非常勤講師
2025年4月 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)スペシャルパートナー

●講 師 京都大学 大学院理学研究科 化学専攻 教授 堀毛悟史 氏
オンライン
  <略歴>
京都大学大学院工学研究科 博士後期課程修了(工学博士、2007)
カリフォルニア大学バークレー校化学科 博士研究員(2007-2009)
科学技術振興機構 博士研究員(2009)
京都大学大学院工学研究科 助教(2009-2016)
京都大学高等研究院 主任研究者(2017-2023)
京都大学大学院理学研究科 教授(2023-)
●日 時 2026年 2月 16日(月) 10:00〜16:00

※本セミナーは、ライブ配信(Zoom)での開催です。
※プログラムTのテキスト資料はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※プログラムUのテキスト資料はセミナー開催日の直前にゆうパックにてお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

※アーカイブ受講可能 (事情により、Tのみ可能。)
  (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は33,000円となります。(※Uの視聴は出来ません)
  2.開催日より7〜10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。

  ※1日ライブ配信受講からアーカイブ受講へ変更の場合、
   開催日の4営業日前までにご連絡いただけた場合は受講料を変更いたします。
   以降は受講料の変更・返金は出来かねますのでご了承ください。
   アーカイブ受講から1日ライブ配信受講へ変更の場合は、差額をご請求いたします。

●受講料 ◆全て(プログラムTとU)受講   49,940円【1名につき】
 (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
◆午前(プログラムT)のみ受講  33,000円【1名につき】
◆午後(プログラムU)のみ受講  33,000円【1名につき】
※上記全て、テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:00
|
12:30
T.空気から資源を生み出すMOF技術−研究から社会実装まで

【受講対象】
MOFを含む分離・精製技術を、自社プロセス・装置にどう組み込めるかを考えたい
 技術者・企画担当者

化学・材料の研究開発に携わり、「実際の装置・プロセスでの実装」を具体的に
 イメージしたい方

CO2や水素・アンモニアなどガス系テーマでテーマ創出/事業化を検討中の方
研究成果を社会実装・事業化につなげる手順や落とし穴を知りたい方

【習得知識】
CO2・水素・アンモニア等の「空気中・排ガス中の成分」を資源として扱うための、
 MOF応用設計の考え方

MOFを粉末から「カートリッジ・フィルター・実機装置」に落とし込む際の、
 設計上の要点と実務的な課題

白馬村でのDAC・メタネーション実証、G7・大阪・関西万博での展示など、
 「研究→実装」のリアルなプロセス

建機・プラント・宇宙・医療など、異なる産業におけるMOF応用の具体例と、
 そこから見える共通の設計原理


 ノーベル化学賞の受賞対象となったMetal-organic framework(MOF)は、多孔性材料としてガス貯蔵・分離・触媒などの観点から精力的に研究されてきました。一方で、「粉末としてのMOF」をいかに装置・プロセスの中に組み込み、実際に社会で機能する技術にしていくかという観点は、まだ十分に共有されているとは言えません。
 本講演では、「空気から資源を生み出す」という視点から、CO2・水素・アンモニアなどのガスを対象としたMOFの応用と社会実装について、実例を交えながら紹介します。具体的には、白馬村における大気中CO2回収(DAC)とメタネーション実証、スキー・スノーボードでCO2を回収する取り組み、排ガスからのオンボードCO2回収の構想、医療・口臭診断・宇宙居住空間でのガス循環など、研究段階を超えて実際のフィールドに持ち出し、すでに公表されている実例を取り上げます。 あわせて、MOFを粉末からカートリッジ、フィルター、モジュールへと落とし込む装置設計の考え方、各プロジェクトで直面した課題や、研究者・企業・自治体と連携するうえでの要点についても共有し、「研究から社会実装まで」を立体的に俯瞰することを狙いとします。


 1.空気から資源へ:ガス社会とMOFの役割
  ・CO2・水素・アンモニアを「問題」ではなく「資源」として捉える構造
 2.白馬村での実証:DAC・メタネーションと Syllego のストーリー
  ・2022→2023(G7)→2025(万博)へとつながる時間軸設計
 3.排ガス・オンボードCO2回収へのMOF実装の可能性
  ・建機・エンジン・プラントなどへの組み込み構想
 4.宇宙居住・航空・船舶など閉鎖環境でのガス循環とMOF
  ・閉鎖空間での高効率CO2回収とガス制御技術
 5.医療・口臭診断への展開
  ・呼気診断カートリッジなど医療分野への展開
 6.MOFを装置にする:粉末 → カートリッジ → モジュール → 実機装置
  ・賦形化、スケールアップ、吸着サイクル設計の実務的なポイント
 7.研究テーマを社会実装につなぐためのステップと落とし穴
  ・「材料」だけでは進まない理由と、実装側で必要になる視点
 8.今後、MOF・分離・精製技術が産業の中で担うべき位置づけ
  ・これからMOFを使っていきたい企業・研究者へのメッセージ
 9.質疑応答
(堀 氏)
13:30
|
16:00
U.金属−有機構造体:MOFとは何か:基礎、応用、研究動向

【受講対象】
化学や材料の研究・開発あるいはテーマ創出に関わっている方

【習得知識】
金属−有機構造体(MOF)の合成、解析、機能評価についての詳細、
および現在にいたる国内外の研究動向。


 金属−有機構造体、Metal-organic framework (MOF)は、金属イオンと架橋性配位子が配位結合によって連結され、構築される物質です。無機−有機ハイブリッド材料と見なすこともでき、多彩な分子構造を設計できることが知られています。特に内部に空間を有する多孔性構造は、ガス貯蔵、分離、触媒などの機能と応用検討が進んでいます。また多孔性機能のみにとどまらず様々な物理特性(伝導性、光学特性、磁性、誘電性)も発現することが知られ、今後ますます活用されることが期待される材料です。近年では多様な転移現象(固体−固体転移、固体−液体転移、結晶−ガラス転移、など)も研究されています。
 本講演では、MOFのこれまでの研究の流れを概観し、現在に至る学術的発展、および材料としての特性、可能性、課題などについて紹介します。


 1.金属−有機構造体(MOF)のこれまでの流れ
  ・MOFの報告以前の関連する研究
  ・MOFの発見
  ・これまでの試み
 2.MOFの合成法、解析手法
  ・クラシカルな合成手法(水熱合成、室温混合合成)
  ・近年よく用いられる合成手法(メカノケミカル合成、気相合成、電解合成)
  ・構造の同定法
  ・安定性の評価法
  ・多孔性や他の諸物性の評価法
 3.材料としての基本特性、課題
  ・多孔性
  ・導電性
  ・相転移特性
  ・機械的特性・成形加工性
 4.現在までに検討されてきた用途と展望
  ・ガス貯蔵・分離・センシング
  ・不均一熱触媒
  ・電気化学デバイス特性(電池、電極触媒)
 5.質疑応答
(堀毛 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

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