<セミナー詳細>

セミナーコード:20260818   受講お申し込みは、画面下の「受講申込」ボタンから

★本セミナーでは、午前(プログラムT)に、アンモニア/アンモニウム除去・回収技術の動向から、
 プルシアンブルー型錯体を用いた選択的回収技術の実際など、午後(プログラムU)には、回収
 アンモニアまたは燃料アンモニアによるエネルギーリサイクルとCO2を削減するシステムに焦点
 をおき、関連政策や排ガスCO2を炭酸塩として固定し、それを直接メタネーションすることにより
 化石燃料使用量とCO2排出量を低減するエネルギーリサイクルシステムなどの技術・研究開発
 状況、コスト、またアンモニアを水素キャリアとして純水素を製造する技術などについて、斯界の
 最前線でご活躍中の南氏、神原氏、両講師から詳説頂きます。
★午前(プログラムT)のみ、午後(プログラムU)のみのご受講も受け付けております。
★講師との名刺交換の希望などがございましたら、その旨ご連絡下さいませ。

【オンラインセミナー】
窒素循環/アンモニア資源化のための最新回収技術と利用・今後の展望
●講 師 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
材料基盤研究部門 資源循環吸着研究グループ 主任研究員
南 公隆 氏
  <略歴>
(国研)産業技術総合研究所で放射性セシウムやアンモニア・アンモニウムの吸着材研究
開発に従事。特に、吸着材を活用するためのプロセス設計や実証試験の実施を主に担当。
●講 師 国立大学法人 東海国立大学機構岐阜大学 副学長
工学部 化学・生命工学科 物質化学コース 教授
神原信志 氏
  <講師紹介>
昭和61年4月出光興産(株)、平成15年5月岐阜大学助教授、平成25年6月岐阜大学教授、
令和4年4月副学長、現在に至る。
学位:平成5年3月、博士(工学)群馬大学(論文題目:石炭燃焼におけるNOx生成機構と
その抑制技術に関する研究)
平成 5年日本燃焼学会研究奨励賞。平成8年日刊工業新聞社・環境庁環境賞優良賞。
平成10年日本エネルギー学会進歩賞(技術部門)。平成14年日本燃焼学会研究技術賞。
平成23年日本エネルギー学会論文賞。平成25年日本機械学会環境工学部門研究業績賞。
平成25年日本燃焼学会論文賞。令和 4年日本エネルギー学会学会賞。
●日 時 2026年 8月 28日(金) 10:15〜16:00

※本セミナーは、ライブ配信(Zoom)での開催となります(アーカイブ受講有)。
※セミナー資料(テキスト)は開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致しますが、
  配布できない資料(当日・投影のみ公開など)もございますこと、ご了承下さいませ。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

※アーカイブ受講可能 (事情により、Uのみ可能。)
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は38,500円となります。(※Tの視聴は出来ません)
  2.開催日より7〜10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。
  ※一部分ボカシをかけての配信となる可能性がございます。

●受講料 ◆1日受講             49,940円【1名につき】
 (同時複数人数お申込みの場合1名につき38,940円)
 (午前と午後で受講者が異なる場合でも可)
◆午前(プログラムT)受講  29,700円【1名につき】
◆午後(プログラムU)受講  38,500円【1名につき】
※上記全て、テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:15
|
11:45
T.窒素循環・資源化のための窒素化合物回収技術と今後の展望
 〜プルシアンブルー型錯体を用いた未利用資源からの高濃度回収〜


 アンモニアを含む窒素化合物は、肥料などに不可欠な一方で、環境汚染の原因にもなります。近年、窒素を回収・再利用する「窒素循環」の重要性が高まり、特に産業排水や農業排ガス中の窒素化合物の選択的回収技術が注目されています。
 本セミナーでは、プルシアンブルー型錯体を用いて、アンモニアやアンモニウムを高選択的に吸着・脱離できる新規吸着材による、排水・排ガスからの高濃度回収と資源循環に関する最新の研究成果を紹介します。


 1.窒素循環における背景
  a. 窒素化合物生産と排出に伴う課題
  b. 窒素化合物の回収・再利用の必要性
 2.アンモニア/アンモニウム除去・回収の最新技術
  a. 物理化学的回収:ストリッピング、膜、ストルバイト化
  b. 生物学的回収:従来の排水処理およびバイオ代替処理
  c. 吸着回収:活性炭、ゼオライト、イオン交換樹脂、MOF
 3.プルシアンブルー型錯体を用いた選択的回収技術
  a. プルシアンブルー型錯体の構造による高選択性と吸着性能
  b. 排水中のアンモニウム回収のための組成
  c. 排ガス中のアンモニア回収のための組成
  d. 性能評価と結果
   ・他の吸着材との比較
   ・高選択性の評価
   ・吸着・脱離の繰り返し性能評価
  e. 実用化に向けた展望
   ・排水中のアンモニウム回収の実証実験
   ・畜産排ガスからのアンモニア吸着実証実験
   ・回収されたアンモニアの資源化への試み
  f. 課題と今後の方向
 4.おわりに
  a. 窒素回収における環境負荷低減の効果
  b. プルシアンブルー型錯体のその他の成分の選択的回収技術
 5.質疑応答
(南 氏)
13:00
|
16:00
U.回収アンモニア・燃料アンモニアによるエネルギーリサイクルとCO2削減
 〜脱炭素燃料・水素/CO2キャリア・CO2資源化・メタネーションへの展開とコスト〜


 アンモニアは2050年カーボンニュートラルに向けた脱炭素燃料として注目されています。一方で排ガスや排水に含まれるアンモニアは,プラネタリーバウンダリーの観点で,回収と再利用が望まれます。
 本講演では,回収アンモニアまたは燃料アンモニアによるエネルギーリサイクルとCO2削減するシステムに焦点をおき,それに関係する政策や技術,研究開発状況を解説します。特に,回収アンモニアや燃料アンモニアで排ガスCO2を炭酸塩として固定し,それを直接メタネーションすることにより化石燃料使用量とCO2排出量を低減するエネルギーリサイクルシステムを提案し,コストも例示します。さらに,アンモニアを水素キャリアとして純水素を製造する技術も紹介します。


 1.はじめに
  (1)循環型社会の意義(サーキュラーエコノミー)
  (2)プラネタリーバウンダリー
  (3)IEAレポートにみる燃料アンモニアの位置づけ
  (4)本セミナーの構成
 2.アンモニアの政策動向
  (1)アンモニア利用に関する政策動向一覧
  (2)燃料アンモニア導入官民協議会
  (3)2050年カーボンニュートラルに伴う成長戦略
  (4)第7次エネルギー基本計画でのアンモニアの位置づけ
  (5)総合資源エネルギー調査会
   ・水素・アンモニアの社会実装に向けた課題と対応
   ・産業分野,海運分野における今後の道行き
   ・水素・アンモニア社会の実装に向けて(水素大動脈構想)
  (6)水素社会推進法とその支援制度
  (7)水素等供給基盤整備事業にみるビジネス展望
  (8)水素等供給基盤整備事業(令和7年度)
  (9)中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議
  (10)関東広域アンモニアサプライチェーン構想
  (11)新潟県カーボンニュートラル産業ビジョン
 3.アンモニアの基礎知識
  (1)安全データシート(SDS)
  (2)アンモニアの特性
  (3)他のエネルギーとの比較
  (4)アンモニア製造プロセスの概要
  (5)2種類のブルーアンモニアとグリーンアンモニア
  (6)ブルーアンモニアとグリーンアンモニアのコスト
  (7)グリーン水素とグリーンアンモニアのコスト
  (8)CO2対策費を考慮した2040年種々の燃料の発電コスト
 4.排水・排ガスからのアンモニア回収
  (1)産業別の窒素化合物排出量
  (2)各種処理方法とその特徴
  (3)アンモニアストリッピング法
  (4)アンモニア蒸留法
  (5)省エネ型ヒートポンプ蒸留法
 5.回収アンモニアの利用法
  (1)発電利用のスキームとコスト
  (2)発電に関する国内外の研究開発動向
  (3)SIP第3期「アンモニア・水素利用分散型エネルギーシステム」
  (4)アンモニア分解触媒
  (5)アンモニア酸化触媒
  (6)アンモニア吸着剤
  (7)水素製造のスキームとコスト
  (8)アンモニアから純水素を得るための技術的課題
  (9)アンモニアからの純水素製造法
  (10)回収アンモニアによる燃料電池発電実証試験
  (11)アンモニア水製造のスキームとコスト
 6.CO2固定・リサイクル・メタネーションへの展開
  (1)アンモニアとCO2の反応
  (2)炭酸塩によるエネルギーリサイクルのビジネスモデル
  (3)炭酸塩エネルギーリサイクルのCO2削減コストの試算
  (4)炭酸塩のメタネーション
  (5)e-CH4からe-メタノールを製造する研究開発
 7.今後の展望
 8.質疑応答
(神原 氏)

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