【受講対象】
石油・化学プロセス、射出成形プロセス、熱プロセス、自動車・建設機械などの機械システム、福祉・リハビリテーション機器等の各種プラント・装置・機器に関わるエンジニア・技術・研究・設計・試験調整・現地調整・メンテナンス担当の方々。
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【予備知識】
上記対象者であれば予備知識は不要です。
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【修得知識】
フィードバック制御系の基本的な設計法が身につく
PID制御の物理的意味を理解することができる
PID制御系の基本的な設計法が身につく
さまざまなシステムでの実施例と実装のポイントを知ることができる
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【講師の言葉】
PID制御は、産業システムのほとんどにおいて適用されているのが現状です。
PID制御系におけるPIDパラメータの調整は、制御性能を大きく左右するため、適切に調整する必要があります。
適切に調整することで、生産効率を向上させ、必要コストを削減し、さらには省エネルギー化や省力化に大きく寄与する可能性を秘めています。
このセミナーでは、実用例を紹介しながら、PID制御系設計の基礎から応用に至る内容を修得します。
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T.エンジニアに必要なPID制御の基礎知識
1.自動制御について
(1)自動制御の目的と種類
(2)制御操作の基本
2.PID制御における留意点
(1)PID制御の基本
(2)PID制御の各動作
(3)PID調節計について
(4)操作対象と操作部の対応
3.自動制御及びPID制御技術の現状と課題
U.エンジニアのためのPID制御の適用技術とそのポイント
1.制御目的・条件に応じたPID適用の考え方
(1)プロセスシステムの制御
(2)操作条件や経年変化によって特性が変化するシステムの制御
(3)その他(時変システムや非線形システムの制御)
2.PID制御の方法とそのポイント
(1)汎用形
〜2自由度PID制御、オートチューニングPID制御、セルフチューニングPID制御〜
(2)単ループ系
〜むだ時間補償型PID制御、非線形PID制御〜
(3)複数系
〜カスケード制御、非干渉制御〜
3.「評価」と「設計」を統合した新しいPID制御技術
(1)制御性能評価
〜その制御うまくいっていますか? 制御性能を定量的に評価する〜
(2)「評価」と「設計」の統合によるPIDパラメータの調整法
〜複雑でパラメータの多いアドバンスト制御系を実用的なパラメータの少ないPID制御器で実現する〜
4.応用例・適用のポイント
(1)プロセス系
〜石油・化学プロセス、射出成形プロセス、熱プロセスなど〜
(2)機械系
〜自動車・建設機械などの機械システム〜
(3)福祉・リハビリテーション機器
(4)その他
V.質疑応答
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−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
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