●講 師 |
専修大学 大学院 商学科 講師(原価計算論担当) ファイルースコンサルティング 代表 税理士 中小企業診断士 |
青柳六郎太 氏 |
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<講師紹介> 1970年、早稲田大学第一政治経済学部経済学科卒業(経営学専攻)。
1970年〜、日本電気(株)入社、上席業務コンサルタントとして民需業種コンサルティング事業担当。
2001年〜、専修大学大学院商学科原価計算講座、講師、客員教授就任。
2006年、日本電気(株)退職、ファイルースコンサルティング設立。
【税理士、中小企業診断士、システム監査技術者、公認内部監査人、IFRS CERTIFICATE】
<著書(共著)> 「キャッシュフロー経営ERP活用ガイド」日本工業新聞刊。
「ERP活用による経営改革の秘訣」リックテレコム刊。
「キャッシュフロー生産管理」同友館刊。
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●日 時 |
2011年 10月 13日(木) 9:30〜17:00 |
●会 場 |
東京・新お茶の水・総評会館・4F会議室 》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!
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●受講料 |
49,980円(1名につき) (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,730円) ※テキスト代、昼食代、お茶代、消費税を含む |
●主 催 |
(株)技術情報センター |
【受講対象】
技術・研究・開発・設計・エンジニアリング・生産・施設・工務等のご担当で経理は専門外であるが、製造原価/基礎経理・採算性の評価力を身につけたいとお考えの方々。
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【予備知識】
経理に関する専門知識は必要としません。
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【研修で得られる知見】
・誤った常識に囚われない製品や事業の採算性を見る尺度、評価基準を修得する。
・製品や事業の原価や利益を改善する切り口を修得する。
・開発/生産活動における意思決定が原価や利益、資金繰りに及ぼすインパクトを理解する。
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【講師の言葉】
特に製造業においては、技術者の生産/技術方針や活動が原価/利益/資金繰りに直接貢献します。技術者の方々は、経理は専門外かもしれませんが、日常の生産方針や活動が、企業価値にどう繋がるのかを明確な方程式を踏まえて理解して頂く必要があります。
また会計学や法律を基盤とした会計基準による一般常識で、生の製品や事業の採算性を評価すると、却って誤った意思決定に陥るリスクもあります。この研修の設例を通じて真の採算性を評価できる尺度を持って頂きたいと存じます。
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【プログラム】
T.これからの技術者のために必要な経営管理コンセプト
(1)企業価値向上のための生産活動の成功要因
(2)なぜ技術者に経理知識が必要とされるのか?
U.技術者に最低限必要な企業業績と財務構造の情報知識
1.貸借対照表(バランスシート=B/S)情報の意味
(1)資産の種類
(2)資金調達の種類と機能的な差異(負債と資本)
2.損益計算書(P/L)情報の意味
(1)収益性の視点
〜売上総利益、営業利益、経常利益、税引前利益、税引後利益〜
3.キャッシュフローの意味
V.技術者のための製造原価情報の意味
1.製造原価を見る視点
(1)生産資源から見た原価の種類
(2)生産プロセスから見た原価の視点
(3)顧客価値から見た原価の構成
(4)操業度から見た原価の特性
2.原価要素の種類
(1)開発・設計費 (2)材料費 (3)設備費 (4)労務費 (5)外注費 (6)間接費
3.技術者が知っておくべき原価計算の手順
(1)材料費計算
(2)工程の付加価値計算
(3)完成度に応じた原価計算
(4)製造間接費の製品への原価配賦プロセス
4.製造原価報告書の情報価値
W.採算性評価や改善意思決定を誤らないための実践的な手法
(簡単な計算学習をしていただきます)
1.生産プロセスの速度向上と採算性貢献評価
2.制約理論と活用
3.材料、仕掛、製品在庫日数短縮と資金繰り改善
4.製品構成を再検討するための製品利益速度(TM)の活用
5.製品の採算性判断を誤らないための製造間接費の配賦プロセス
6.原価の目標・予算と実績のギャップ分析と部門責任明確化の管理手法
7.部門間、グループ会社間の内部取引価格適正化手法
8.工場間連携生産における連結原価の必要性
9.為替変動の採算性へのインパクトとマネジメント
10.表面では赤字でも、受注した方が有利な場合の貢献利益概念
11. 内作と外製の有利不利を誤らないための原価計算
12.外注費はどこまで値下げさせられるか
13.設備投資案の採算性評価手法
14.品質原価管理
15.原価改善、原価企画のために必要な原価情報の収集方法
X.質疑応答
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−名刺交換会−
セミナー終了後、ご希望の方はお残り頂き、講師と参加者間での名刺交換会を実施させて頂きます。
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