●セミナーの狙いと内容
プラントの契約〜引き渡しにおいて、仕様書のポイントは何か。プロジェクトの時系列を追っていきながら、エンジニアとしてどんなことに留意し仕様書を作成すべきか解説します。
なお、契約〜設計〜調達、建設の各フェーズにおける仕様書作成の演習を合わせて実施します。
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●セミナープログラム
T プロジェクトの仕様書とは(1.0hr)
U 仕様書作成の実際と演習(3.5hr)
契約
設計仕様書
調達、建設仕様書
V 総括(これからのプラントエンジニアに向けて)(0.5hr)
W 質疑応答(0.5hr)
X その他(お昼休み・小休止)
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●プログラム
T プロジェクトの仕様書とは
プロジェクトとは独自のプロダクト、サービス、所産を創造するために実施する有期性のある業務のことである。このようなプロジェクトを実行するためエンジニアリングと呼ばれるプロジェクト遂行手法において仕様書が使われる。
U 仕様書作成の実際
プロジェクト遂行時の仕様書の勘所を、プロジェクトの進捗に合わせて筆者の経験をもとに解説する。今回は、実際のプロジェクトの例題からその重要な点を解説し、サンプルプロジェクトにおいてプロジェクト契約〜建設まで作成される仕様書について取り上げて演習を行う。
@見積〜契約
・見積方針の設定
・プロポーザルの作成
・リスクマネジメント
・保証条件と保証期間
(演習Part1)
A受注後のプロジェクト開始
・プロジェクトスケジュールについて
B設計仕様書
・3D CADエンジニアリング
C調達業務
・調達の方針
・購買
・検査
・ロジスティック(輸送、工程管理)
(演習Part2)
D建設工事
・建設計画
・サブコントラクトについて
・メンテナンスについて
(演習Part3)
V 総括(これからのプラントエンジニアに向けて)
プラントエンジニアリングは、顧客の要求と置かれた環境の中で様々な課題をクリアし、プロジェクトライフサイクル全般にわたって思考する難易度の高い企業活動である。これらの活動(戦略)は全て仕様書に記載され、関係者がその仕様書通りに動き出すことで価値を生む。価値をプロジェクトにおいて連鎖させることが価値連鎖(Value Chain)を生み、競争優位に立つことができる。
W 質疑応答
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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