【講演要旨文】
海外のプラント建設プロジェクトは、規模の大型化、リスクの増大、コストダウン競争の激化などにより、近年困難さをより増してきている。このような状況で、コントラクターは「品質」、「コスト」、「スケジュール」のバランスを取りながら、顧客からの性能・納期要求を守ることが求められている。日揮グローバル株式会社では、長きにわたってスケジュール専門の部門を運営し、多くのプロジェクト遂行経験からスケジュールに関するノウハウを蓄積してきた。
本講座では、海外のオイル&ガスプラント建設プロジェクトにおけるスケジュール管理の基本的な考え方や、実際の業務の流れ、遂行上の重要なポイントを紹介する。また、時間的に余裕があればグループワークでの議論を通して理解を深めていく。
貴社の遂行するプロジェクトが、本講座で題材とするプロジェクトとは分野や規模が異なっているとしても、スケジュール管理の核となる考え方は適用できると考えている。貴社のスケジュール管理の改善のヒントを見つけて頂くことが本講座の目標である。
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【プログラム】
T.プロジェクトの遂行の流れとスケジュール管理の位置付け
・オイル&ガスプラント建設プロジェクトの遂行の流れ
・プロジェクトコントロールのプロセス・用語
U.スコープの明確化と管理の枠組みの設定
・Work Breakdown Structure(WBS)
・Work Package
V.スケジュール管理
1.全般
・スケジュール管理の目的と役割
・スケジュール管理業務の主な流れ
・スケジュール管理の組織
2.プランニング & スケジューリング
・最適なスケジュールとは?
・スケジュールのレベル(Level-1,2,3,4スケジュール)
・Level-1スケジュールの作成手順
(1)情報収集と把握
(2)Level-1スケジュールの作成
(3)Level-1スケジュールのレビュー・発行
・ロジックネットワークスケジュール
(1)Critical Path Method(CPM)
(2)Total Float
(3)Relation
(4)Lag
(5)Critical Path Analysis
・プログレス計画・管理
(1)プログレスとペイメント
(2)プログレス算出方法
(3)プログレスカーブ設定時の注意点
3.スケジュールコントロール
・コントロール業務の概要
・スケジュールのアップデート
・スケジュールリスク分析(SRA)
・リスケジュール
・レポーティング
W.質疑応答(適宜)
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− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、 講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。
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