<セミナー詳細>

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★本セミナーでは、アジアにおける「一般廃棄物の処理と海洋プラスチック問題」「産業廃棄物の処理と循環経済に
 向けた取り組み」「国際リサイクル・リユースとビジネス展望」の3つを大きなテーマに、各国の現状・規制・改正の
 方向性・事業者の実態・課題等について紹介し、日本企業として注意すべき点、ならびにビジネスチャンスとなる点
 などについて、斯界の最前線でご活躍中の小島講師から詳説頂きます。
★講師との名刺交換の希望などがございましたら、その旨ご連絡下さいませ。

【オンラインセミナー全3回】
アジアにおける廃棄物処理・リサイクル
〜各国の法体系・規制などの動向とビジネス展望〜
●講 師 独立行政法人 日本貿易振興機構(JETRO)
アジア経済研究所 新領域研究センター
上席主任調査研究員
東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)
シニア・アドバイザー
小島道一 氏
  <専門分野>
環境・資源経済学、国際資源循環、リサイクル、廃棄物処理、海洋プラスチック問題

<職歴・学歴>
1990年:慶応義塾大学経済学部卒業、特殊法人アジア経済研究所入所。
(アジア経済研究所は、1998年に日本貿易振興会に統合され、日本貿易振興会は、
2003年に独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)に改組)
1996年-1998年 在バークレー海外派遣員。
(カリフォルニア大学バークレー校農業資源経済学科に留学。1997年に修士号取得。)
2018年3月から2020年9月:東アジア・アセアン経済研究センター
(インドネシア・ジャカルタにある国際機関)に出向。
東南アジアにおける廃棄物の広域処理、国際資源循環、海洋プラスチック問題等を研究。
2020年10月より、日本貿易振興機構アジア経済研究所に復職。
一橋大学非常勤講師(1999年-)、東京大学工学研究科客員研究員(2016年-2021年)、
産業構造審議会国際資源循環WG委員(2004年)、国連工業開発機関(UNIDO)グリーン・
インダストリー・プラットフォーム 技術専門委員会 委員(2013年−2015年)、
バーゼル条約害廃棄物等の環境上適正な管理に関する専門家作業グループ委員
(2015年‐2018年)、中央環境審議会特定有害廃棄物等の輸出入等の規制の在り方に
関する専門委員会委員(2016年‐2018年)、東アジアASEAN経済研究センター(ERIA)の
シニア・アドバイザー(2022年2月から)等を務める。

<著書>
・Koijma, Michikazu(2022)“Toward a Regional Circular Economy Policy for East Asia
 and the Association of Southeast Asian Nations” in Prospects for Transitioning from
 a Linear to Circular Economy in Developing Asia, Asian Development Bank Institute.
・Kojima, Michikazu and Shozo Sakata ed. (2021) International Trade of Secondhand
 Goods Flow of Secondhand Goods, Actors and Environmental Impact, Palgrave Macmillan.
・Kojima, Michikazu ed.(2020) Toward Regional Cooperation of Local Governments
 in ASEAN, IDE-JETRO.
・小島道一(2018)『リサイクルと世界経済―貿易と環境保護は両立できるか』中公新書。
・小島道一(2017)「インドにおける都市ごみ処理」佐藤創・太田仁志編『インドの公共サービス』
 pp.137-163。
・小島道一編(2014)『国際リユースと発展途上国-越境する中古品取引』アジア経済研究所。
・小島道一編(2010)『国際リサイクルをめぐる制度変容−アジアを中心に−』アジア経済研究所。
・小島道一編(2008)『アジアにおけるリサイクル』アジア経済研究所、2008年。
・小島道一(2008)「インドネシアにおける地方分権化と環境問題」寺尾忠能・大塚健司
 『インドネシアにおける地方分権化と環境問題』、寺尾忠能・大塚健司『アジアにおける分権化
 と環境政策』アジア経済研究所、pp.23-46.
・小島道一(2007)「中国における循環経済と資源総合利用」『学術の動向』2007年、
 Vol.12,No.10,pp.18-2
●日 時 第1回:2022年 9月 6日(火) 10:00〜12:00
第2回:2022年 9月 8日(木) 10:00〜12:00
第3回:2022年 9月 9日(金) 10:00〜12:00
※本セミナーは、ライブ配信(Zoom)での開催です。
※当日使用のテキスト資料はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関するよくあるご質問はこちらから。
●受講料 ◆全3回受講(9/6,8,9)  49,940円【1名につき】
 (同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
◆各回のみ受講         27,500円【1名につき】
※上記全て、テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター
※アーカイブ受講可能 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴いたします。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7〜10営業日以降に配信可能です。
  4.お申込時にご記入いただいたメールアドレスへ収録動画の配信準備ができ次第、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

●セミナープログラム●
第1回   9月 6日(火)
10:00
|
12:00
【第1回】アジア地域における一般廃棄物の処理と海洋プラスチック問題

東・東南アジア諸国を中心に一般廃棄物の収集や処分の状況、各国の取り組んでいる方向性について紹介する。また、海洋プラスチック問題へ対応するための廃棄物管理の在り方や、使い捨てプラスチックに関する規制について紹介する。

 ・アジア地域の経済概況
 ・一般廃棄物の収集、処理・処分
 ・廃棄物の広域処理に向けた取り組み
 ・海洋プラスチック問題:使い捨てプラスチックの抑制、廃棄物処理
 ・質疑応答(30分程度)

第2回   9月 8日(木)
10:00
|
12:00
【第2回】アジア地域における産業廃棄物の処理と循環経済に向けた取り組み

産業廃棄物、特に有害廃棄物に関する事業者の責任や処理事業者の現状などについて紹介する

 ・アジア各国の産業構造
 ・有害廃棄物規制の波及
 ・各国の法体系と排出者責任
 ・適切な産業廃棄物処理業者を選ぶために
 ・各国におけるリサイクルや再製造など循環経済に向けた取り組み
 ・質疑応答(30分程度)

第3回   9月 9日(金)
10:00
|
12:00
【第3回】国際リサイクル・リユースとビジネス展望

国際的な中古品や再生資源の取引の状況や課題、輸入規制の状況、輸入規制の強化に伴う問題などについて紹介する。

 ・国際リサイクル・リユースの現状
 ・再生資源や中古品が貿易される理由
 ・国際資源循環に関する規則
 ・中国の再生資源の輸入規制強化とその影響
 ・資源有効利用・循環経済に関するアジア域内共通政策に向けて
 ・質疑応答(30分程度)

関連セミナー実績

2020.10.14,21,28 アジアにおける廃棄物処理・リサイクル
2018.12.21 アジアにおける廃棄物処理・リサイクル