<セミナー詳細>

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★本セミナーでは、プラント建設プロジェクトの中でも工事額も大きく難しいとされる配管工事費
 の見積精度を高めるための工事工数の計算・標準化について、標準配管工数算定の考え方、
 吊上げ・運搬作業・配管溶接継手加工の標準工数の計算、バルブ類の取付け標準工数、また
 標準工数の評価と見積例など、経験豊富な大原講師に詳説頂きます。

―国内工事における―
プラント配管工事工数の合理的な見積法
〜配管溶接継手当たり工数法を解説〜
●講 師 大原シーイー研究所 代表
(元)三井造船(株)〔現社名(株)三井E&Sエンジニアリング〕
プラント事業本部 プロポーザル部 見積担当課長
経済産業省 MOTプログラム開発事業(H17年度)
(早稲田大学受託事業)
コストエンジニアリング教材開発委員
日本コスト工学会正会員(理事、勉強会コーディネーター)
大原宏光 氏
  <主な著書>
 『コスト見積の実際
 『プラント技術者のための塔・槽・熱交換器見積の基本
 『プラント概算見積の基礎と実際
 『プラント配管工事工数の合理的な見積法
 『プラント製作機器の見積システム構築例
 (いずれも(株)技術情報センター)
●日 時 2022年 10月 13日(木) 10:00〜16:00
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※ライブ配信受講の方のテキスト資料はセミナー開催日の直前にお送り致します。
※ライブ配信に関するよくあるご質問はこちらから。

●受講料 49,940円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
<受講対象>

 石油・化学分野の設備ユーザ、エンジニアリング会社および工事会社で設計、工事計画、見積積算、調達、工事管理などを担当されている方々にお奨めです。
(配管工事工数に関する基礎知識、工数の成り立ちおよび工数の変動要因なども交えて国内工事のケースで詳しく説明します)

<講師のことば>

 プラント建設プロジェクトにおいては、その建設費を適正に見積ることはなかなか難しい。その中でも工事額も大きく注目される配管工事費の見積は特に難しい。その見積の精度を高めるためには工事工数をいかに算出するかが鍵となる。工数は様々な要因によって変化する。実務ではこの点をよく理解し当該プラントの仕様および工事条件を反映した工数を見積らねばならない。
 配管工事工数については公表資料があるが、各種作業を複合化した歩掛(メートル当たり、インチメートル当たり、ダイアインチ当たり、トン当たり)で示されたものが多い。その内容を理解しさらに実際に利用するのは長年の経験による調整が必要で、経験の浅い技術者にとってはなかなか難しいものである。講師は初心者にも分かりやすくかつ合理的な内容をもつ「配管工事の標準工数表」をひとつの指針として作成した。
 工事工数表は入札などの見積積算だけのものでない。設計時の比較見積、外注工事費の査定、変更・追加見積、工事工程管理および動員計画など建設プロジェクトを効率的に遂行するために必要なデータである。ご参考になればと願っている。

<プログラム>

1.全般・基礎知識

 1.1 工数の重要性
 1.2 プラント配管の加工・工事場所について
  1.2.1 配管プレハブ工場
  1.2.2 プラントサイトの工事現場の配置
  1.2.3 配管工事材料・部品の種類と調達時の形状
 1.3 配管工数を左右する要因と工数見積の難しさ
  1.3.1 工場作業とプラント現地作業
  1.3.2 直接的な工数要因
 1.4 配管工事数量の単位
 1.5 伝統的なマンアワー(MH)見積法


2.見積における配管工事工数の対象

 2.1 プラント建設費の中の配管工事工数の位置付け
 2.2 配管工事費と配管工事工数
 2.3 配管工事の施工手順
 2.4 配管工事工数の対象範囲
 2.5 配管工事費の見積例


3.標準配管工数の算定の考え方

 3.1 標準配管工数の基本的な考え方
 3.2 標準工数とは
 3.3 配管標準作業時間の設定方法
 3.4 配管工事工数に関する文献
 3.5 標準配管作業時間の区分
 3.6 直接作業時間の要素


4.吊上げ・運搬作業の標準工数

 4.1 吊上げ・運搬作業の標準工数の算定条件
 4.2 吊上げ・運搬作業MHの原単位
 4.3 吊上げ・運搬作業のベースMHの計算(Sch40ケース)
 4.4 吊上げ・運搬ベースMHから各種肉厚NHを算定するための係数
 4.5 吊上げ・運搬作業標準MHの計算


5.配管溶接継手加工標準工数

 5.1 配管溶接継手加工標準工数の算定に関する共通条件
 5.2 罫書き作業の標準工数(工場プレファブケース)
 5.3 切断作業の標準工数(工場プレファブケース)
 5.4 開先加工の標準工数(工場プレファブケース)
 5.5 仮付作業の標準工数(工場プレファブケース)
 5.6 溶接作業の標準工数(工場プレファブケース)
 5.7 溶接作業正味時間と標準MHの纏め(工場プレファブケース)
 5.8 配管溶接継手加工標準「MH/個所」の集計(工場プレファブケース)
 5.9 配管溶接継手加工標準「MH/個所」総括表(工場プレファブケース)
 5.10 配管溶接継手加工標準「MH/個所」総括表(現地仮設ショッププレファブケース)
 5.11 配管溶接継手加工標準「MH/個所」総括表(現場取付けケース)
 5.12 溶接継手形式MH係数


6.バルブ・アクセサリー類の取付け標準工数


7.配管テスト標準工数


8.配管サポート製作・取付け標準工数


9.配管工事用仮設足場の標準工数


10.配管材料荷卸しの標準工数


11.標準工数の評価


12.標準工数での見積例


13. 質疑応答
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

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