<セミナー詳細>

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★海外プロジェクトにおいて、失敗、不採算に至るメカニズムを検証し、リスクをどう想定しトラブル予防策
 を練り、各フェーズでどう対処していけばいいのか。
★本セミナーでは、厳しい価格競争と海外プロジェクトの困難さを経験されている企業の担当者のために、
 リスクマネジメントの正しい理解と実践方法、見積・応札段階のリスク分析、契約条件のチェック、
 遂行段階のリスク管理、対客先および対現地業者との紛争予防・対応などについて、実務経験豊富な
 示野講師より実体験を交え詳説頂きます。
★建築・設備施工管理CPD制度の認定セミナーとなります。

〜海外プロジェクトの実例も交えて〜
プロジェクトのリスクと成功に導くポイント;不採算につながるリスクへの対応
●講 師 鎌倉国際合同会社代表
元日揮グローバル株式会社 プロジェクトディレクター
示野耕司 氏
 会 場 
  【講師紹介】
1981年大阪大学工学部環境工学科卒業後、日揮に入社。
そのキャリアの殆どを石油・ガス関連の海外EPCプロジェクトエンジニア、
プロジェクトマネージャー/ディレクターとしての業務に従事し、海外駐在歴は8カ国22年に及ぶ。
又2008年から2012年はフィリピンのEPC子会社(従業員1,000人強)社長として海外子会社の
運営管理にも従事し、2022〜2023年にはインドネシア子会社の副社長にも就任。
又、近年は欧米企業とのJOINT-VENTUREによる大型案件の見積、並びにEPC遂行の
責任者として入札、契約交渉、EPCプロジェクトマネジメント業務に従事。
2020年に個人会社を設立。
現在東京大学大学院ならびに(社)エンジニアリング協会の非常勤講師として
プロジェクトマネジメントの講義を行っている。
●日 時 2024年 2月 29日(木) 10:30〜16:30
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

●受講料 49,940円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【セミナーの狙い(講師からのメッセージ)】

 コロナ禍・脱炭素・ウクライナ問題など、エネルギープロジェクトを取り巻く環境は短期間に大きな変化を経験しています。 世界は脱炭素社会を目指していますが、石油・天然ガスは重要な汎用素材原料であり、これ無くして世界は成り立ちません。 発展途上国が経済発展を続ける限り、素材としての需要は増え続けるので、今後も石油・ガス関連のプロジェクトが世界中で継続されます。 その中で海外のEPCビジネスに参画している日本企業はその恩恵を享受しているかと言えば、必ずしもそうではありません。 世界の情勢が流動的になり、競争も激しく、遂行方法も複雑化し、案件自体も大型化していますが、その中で我々日本人は必ずしもこの流れに追いついておらず、種々の理由により不採算案件に陥るケースも見られます。
 これらを防ぐには、案件選別・見積り・入札・契約交渉・EPC遂行の各PHASEの中に潜む見えないリスクを事前に発掘し、これを回避する準備や手段を講じる必要があります。 一方我々はリスクと言う一般名詞を何気なく使用しながらも、本来のリスクマネジメントのアプローチを正しく適用せずに運営を進めてしまう事が時として見られます。  本セミナーでは講師のEPCでの経験を踏まえて、リスク管理の仕組みを理解戴くと共に、各段階でのリスクとその回避策についての実例紹介を通じてリスク管理の視点を強化戴くと共に、将来の御自身の業務においてリスクマネジメント手法を正しく適用して、健全なプロジェクトの計画運営を実現して戴ける事を目標としています。
 尚、本セミナーでは講師の経験から主に石油・ガス関連のEPCプロジェクトでのリスクについて解説しますが、リスクの概念は他の分野(発電、土木建築、インフラ等)でのプロジェクト管理においても十分応用が可能ですし、講演中も可能な限り他分野での応用についても触れ、質問があればお応えします。
 又、本セミナーでは、様々な分野の受講者の方々との質疑応答(積極的なご質問をお願いします)のなかで問題を共有して、短い時間のなかで皆様の今後のビジネス活動に貢献できたらと思います。現在、海外プロジェクトを遂行しておられる企業の方々、今後海外進出を考えている企業の方々の参考にして戴きたいと思っています。

【受講をお奨めする方】

 主に海外プロジェクトの見積・EPC遂行に関わるエンジニア、プロジェクト管理、資材調達、建設、技術、営業、契約・法務部門関係者。ならびに海外展開を志向する企業の皆様
【セミナーコンテンツ】

<序論:講義ウエイト10%>
 ●海外EPCビジネスで起こっている事実
 ●特に日本企業が陥る困難

<全般:講義ウエイト30%>
 ●リスクとは何か
 ●リスクマネジメント手法の理解
 ●リスクマネジメント実践入門

<見積リスク:講義ウエイト30%)>
 ●海外プロジェクトの見積段階のリスクと対策
 ●契約条件に潜むリスク
 ●リスクマネジメント実践

<遂行リスク:講義ウエイト30%)>
 ●遂行リスク:どんな問題があるか
 ●遂行リスク:顧客との紛争
 ●遂行リスク:サブコン、ベンダーからのクレーム
 ●リスクマネジメント実践

【講座の流れ】

 1.海外プロジェクトの難しさ、現在世の中で起こっていることの情報共有
 2.リスクとは何かリスクマネジメントとは何かを正しく理解し、実践の方法を学ぶ
 3.見積・応札段階のリスク分析、契約条件のチェック、リスクマネジメント実践
 4.遂行段階のリスク管理。対顧客および対業者とのクレーム、これらのマネジメント実践
【プログラム】

1.序論:今EPC業界で起こっている事

 ・海外EPCプロジェクトで起こっている事実を認識し、これを共有する
 ・日本企業を中心に直面している困難等の事実を共有し、リスクマネジメントの重要性を認識


2.全般:リスクとリスクマネジメント

 ・リスクとは何か?リスクマネジメントとは何かについて、正しい知識と理解を得る
 ・リスクマネジメントの全体像を体系的に学び、理解する
 ・リスクマネジメントの実践の初歩を学ぶ


3.見積リスク

 ・見積もり時に潜在するリスクを解説
 ・発生頻度の高い不採算要因に対しての事前防御
 ・契約に潜むリスクへの対処を解説


4.遂行リスク

 ・遂行時の問題点の基本を解説
  @対客先
   ・トラブルにどう対処するか(具体的な対応法)
   ・顧客へのクレームの準備
   ・クレームに対する作成戦略
  A対(現地)業者
   ・(現地)業者(ベンダー、サブコントラクター)からのクレーム
   ・発生要因とその対応(実例の紹介等)


5.質疑応答(適宜)

− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

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