<セミナー詳細>

セミナーコード:20240417   このセミナーの受付は終了しています


      ※別画面で開きます
★本セミナーでは、メタン発酵・バイオガスに関する事業動向ならびに、要素技術開発と適用・取組みなどについて、
 斯界の最前線でご活躍中の企業の講師陣に詳説頂きます。
★講師の皆様ご来場頂く予定ですが、急遽オンラインでの講演となる場合がございます。
 変更などがございましたら、随時更新させて頂きますので、下記にてご確認下さいませ。

−脱炭素・カーボンニュートラルに寄与する−
メタン発酵/バイオガスに関する事業と技術開発・適用動向
●講 師 株式会社バイオガスラボ/バイオガス・サポート株式会社 
代表取締役
三崎岳郎 氏
 会 場 
  <講師紹介>
1977年3月 京都大学工学部衛生工学科卒業
1977年4月 栗田工業株式会社入社、排水処理、廃棄物処理などに従事、バイオマス資源化
プロジェクト推進、廃棄物研究財団(現廃棄物・3R研究財団)主任研究員
2014年3月 栗田工業株式会社定年退職
2014年4月 ミサキ・コンサルティング・オフィス設立
2015年10月 株式会社 バイオガスラボ設立
2021年2月 バイオガス・サポート株式会社設立
資格:博士(工学)、技術士(衛生工学部門)、弁理士、一級管工事施工管理技士
●講 師 東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社
ソリューション技術本部 再エネ・脱炭素ソリューション技術部
環境技術グループマネージャー
大坂典子 氏
 会 場 
●講 師 栗田工業株式会社
イノベーション本部 グリーンテックグループ 研究主幹
小松和也 氏
 会 場 
●講 師 Daigasエナジー株式会社
ビジネス開発部 シニアエキスパート
大隅省二郎 氏
 会 場 
●講 師 株式会社Jバイオフードリサイクル 技術室 中久喜隆輔 氏
 会 場 
●日 時 2024年 4月 23日(火) 10:00〜16:50
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.恐れ入りますが、講師への質問は受付できません。
  3.開催日より7〜10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  4.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  5.動画の公開期間は公開日より3日間となります。

●受講料 55,000円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき38,500円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
10:00
|
11:00
T.バイオガス事業普及のためのラボテストの活用方法

 バイオガス発電は再生可能エネルギーの中でもベース電源となりえる安定電源であり、バイオガス事業は地域内のバイオマスを原料とするため地域における資源循環の中心的なインフラとしても重要である。当社が実施しているラボテストはバイオガス事業普及のために有益である。本講演ではそのテスト内容と事例からラボテストの有効な活用方法について述べる。

 1.会社紹介
 2.国内のバイオガス事業の動向
 3.ラボテストの活用方法
  (1)ラボテストの必要性
  (2)各種テスト内容
  (3)活用事例
 4.質疑応答・名刺交換
(三崎 氏)
11:15
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12:15
U.東京ガスグループのバイオマス利用技術への取り組み

 東京ガスグループは、経営ビジョン「Compass 2030」においてCO2ネット・ゼロへの挑戦を宣言し、カーボンニュートラル社会へのシームレスな転換を牽引していきます。ガスや電力のカーボンニュートラル化の重要な要素の一つであるバイオマス利用について、東京ガスの取り組みをご紹介します。

 1.エネルギーの脱炭素化とバイオマスエネルギーの位置付け
 2.サーキュラーエコノミー実現に資するバイオマス
 3.バイオマス利用技術とその動向
 4.東京ガスのバイオマス活用事例
 5.質疑応答・名刺交換
(大坂 氏)
13:20
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14:20
V.嫌気MBRプロセスによる高濃度有機性廃液の処理とバイオガス化

 嫌気MBRプロセスは、完全混合型の発酵槽においてスラリー状の汚泥により処理を行うとともに、膜により汚泥を固液分離して発酵槽内に保持することで、グラニュール法の適用が困難であったSSや油分を含む排水、CODCr濃度が数万 mg/Lを超える排水に対しても前処理や希釈なしに処理、バイオガス回収が可能なプロセスであり、近年普及が進んでいます。当社の嫌気MBRプロセスの概要と特長、適用検討事例について紹介します。

 1.嫌気処理の特長と従来嫌気処理(グラニュール法)の課題
 2.嫌気MBRプロセスのフローと特長
 3.適用検討事例の紹介
  (1)アイスクリーム製造排水への適用検討例
  (2)ビール醸造排水汚泥への適用検討例(膜ろ過性能の評価)
 4.まとめ
 5.質疑応答・名刺交換
(小松 氏)
14:35
|
15:35
W.Daigasグループのバイオガス有効利用拡大への取組み

  近年、再生可能エネルギーの利用などカーボンニュートラル化に向けた検討が広く行われている。バイオガスは、国産の再生可能エネルギーであり、賦存量は限定的だが可能な限り利用量を増やすことが期待されている。本講演では、まずDaigas Groupおよび都市ガス業界のカーボンニュートラル化に向けた取り組みと、その中でのバイオガスの位置づけを紹介する。バイオガスと一口に言っても、原料によって製造する技術が異なり、また、利用方法によって利用に必要な精製度合い、精製技術も異なる。 本講演では、バイオガスの一般的な製造技術、有効利用のために求められる技術、有効利用プラント導入の課題を概観した上で、Daigasグループが開発したオンサイト型バイオガス化装置「D-Bioメタン」始め、バイオガス活用事例を紹介する。また、大阪・関西万博で実施予定のバイオガスからのe-methane製造の実証事業計画、実施中の下水処理場におけるバイオメタネーションフィールド試験の状況を紹介する。

 1.都市ガスのカーボンニュートラル化に向けた取組みと都市ガス業界の目標
 2.バイオガス利用方法、製造技術、導入の課題
 3.バイオガス製造技術
  ・オンサイト型バイオガス化装置:D-Bioメタン
  ・石鹸工場排水からのバイオガス製造:D-Aqua
  ・SSや油を含む排水のバイオガス化:ハイブリッドダイジェスター®
 4.バイオガス利用技術の概要:精製〜利用まで
 5.バイオガス精製・貯蔵技術
  ・ハイブリッド精製技術(PSA+膜)
  ・バイオガス吸着貯蔵技術
 6.バイオガス活用事例
  ・都市ガス導管への注入
  ・FIT発電事業
  ・先導的廃棄物処理実証事業:バイオガストラックによる生ごみ収集実証
  ・大阪・関西万博:生ごみからのバイオガスメタネーション実証
  ・下水道応用研究:下水処理場におけるバイオメタネーションフィールド試験
 7.質疑応答・名刺交換
(大隅 氏)
15:50
|
16:50
X.JFEエンジニアリンググループとJR東日本グループによるバイオガス発電事業
  −Jバイオフードリサイクルの事例紹介−


 株式会社Jバイオフードリサイクル(以下Jバイオ)は、食品廃棄物の再生利用推進と環境にやさしいエネルギーの創出を目指して、バイオガス発電プラントの建設実績や廃棄物処理技術を持つJFEエンジニアリンググループと食品廃棄物の再利用に取り組むJR東日本グループが共同設立した企業である。Jバイオのリサイクル手法であるメタン化は、容器包装などの異物を機械分別で取り除くため、飼料化や肥料化には向いていない荷姿の廃棄物もリサイクル可能であるとして注目を集めている。 また、SDGsの取組みとして中学生や大学生向けの工場見学の実施や、創電割・肥料化の推進を行っている。本講演では操業開始後の稼働状況と当社ならではのSDGsへ向けた取り組みを紹介する。

 1.はじめに
 2.会社・設備概要
 3.SDGsの取組み
  (1)電力リサイクルループ
  (2)Wリサイクルループ
 4.最近の状況
  (1)受入量
  (2)受賞歴
 5.事例紹介
 6.質疑応答・名刺交換
(中久喜 氏)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

関連セミナー実績

2021. 6.11 メタン発酵/バイオガスに関する事業と技術開発・適用動向