<セミナー詳細>

セミナーコード:20250604   受講お申し込みは、画面下の「受講申込」ボタンから

≫「関連セミナー実績」

★脱炭素・CO2削減の必要性が増大する中、排熱・低温熱・未利用熱の活用ニーズが高まっているが、実際の現場では
 熱が有効利用されることなく大量廃棄されており、その多くが『熱交換』というものが最適化されていない、または既存
 の設備をそのままに引き継いでいるだけで具体的にどうしていいか分からないという現場が見受けられる。
★本セミナーでは、熱の基礎から考え直す熱交換の方法から、最新の熱交換器と関連機器・要素技術ならびに、具体的
 な工場・設備のCO2削減対策、様々な排熱回収事例などに至るまで、“排熱回収専門”熱交換器エンジニアリングメー
 カーとして多くの実績と経験を持つ岩澤氏より、実践的な内容を詳説頂きます。
★恐れ入りますが、講師と同業他社に所属の方の受講はお断りする場合がございます。

脱炭素、CO2削減の要!ガス、電力単価高騰時代に向けた
最新熱回収の考え方と自然エネルギーをフル活用した
熱交換、ヒートポンプ、暑熱対策の最新事情(実際)の公開
−低〜中温排熱回収と熱融通でエネルギー使用量の大幅削減方法と事例紹介、
経年汚れ、腐食も考慮した徹底した地球を暖めない省エネ設備を導入していますか?−
●講 師 MDI株式会社 代表取締役 岩澤賢治 氏
 会 場 
  <講師紹介>
千代田化工建設(株)、米国 Marley Cooling Tower(現SPX)、日本法人マーレージャパン、
Alfalaval(アルファラバル)を経て2005年12月、MDI(株)設立、現在に至る。
●日 時 2025年 6月 18日(水) 10:20〜16:20
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.開催日より7〜10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。

●受講料 49,940円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【講師の言葉】

 MDIは日本で唯一の“排熱回収専門”熱交換器エンジニアリングメーカーとして多くの実績と経験を持つため、業界を問わず工場の視察、CO2削減ポテンシャル診断、改善依頼を受けている。
 2021年から我が国日本においても、ようやくCO2削減の模索、2050年問題の解決策、SDG’s対応などのニーズが高まっているが、実際には大手上場企業ですら、見た目だけの環境対応、エコ活動のみを行っている現場が目に付く。地球温暖化は深刻さを増し、猛暑・酷暑に対し熱中症対策が急務であるが、最新の空調機器を導入しても作業場温度は28℃以上という現場が少なくない。
 真夏のピークでも自然エネルギーだけで、ほぼ電力消費なしで28℃の環境をつくることは可能だ。大切なのは見た目の省エネではなく、地球を暖めないということ。
 工場の省エネ担当者から多くの事例・実績を知りたいとの要望が増えているが、熱の基礎を理解しないまま事例だけを知っても自社の現場に活かせることが少ないため、本講座では熱の基礎から応用につながる考え方と実例を多く説明することとする。
 また今後の経年による性能劣化(スケール、SS、スライム)対策に必要なアイテム、メンテナンス方法を一部解説する。

【プログラム】

 ※よりよいセミナー実現のため、参加者のご要望をお伺いし、ご講演内容や順序などの流れが多少
  変更になる可能性がございます。(大枠の変更はございません)
  また、事前のご要望により講演内容の一部を省略して質疑応答に時間をかける場合もございます。



1.熱とは(熱の基礎・排熱)

 (1)熱の種類、基礎 〜熱の第一法則と第二法則を知れば完璧
 (2)実際の熱ロス 〜30℃以上の排熱を見つける
 (3)熱の基礎から考え直す熱交換の方法
 (4)環境のために温度差発電?その前にやるべきことやってください
   省エネ、CO2削減の対策の順番を知る



2.各種熱交換器形状と最新アイテム 暑熱対策方法

 2.1 熱交換器 〜プレート式熱交換器とシェルチューブ式、フィンチューブしか知らない?
   本当はそれすらも知ったつもりじゃない?

  (1)熱交換器の種類
  (2)各種熱交換器の形状と用途
  (3)空気を扱う熱交換器の性能
  (4)水/水熱交換器の各種形状、代表性能と汚れ環境
  (5)水/水熱交換器の効率の違い
  (6)熱交換器とは
  (7)プレート式熱交換器の汚れと圧力損失カーブ
  (8)熱交換器のスケール析出について
  (9)熱交換器、冷凍サイクルのトラブル事例
 2.2 暑熱対策 暑熱対策は、エアコン?加湿冷房?最後はGHP?それだから地球が暑くなるのも当然
  〜過去の日本人に習う自然エネルギーによる冷房システムの最新事例
  (1)暑熱対策の考え方
  (2)冷凍機の健全性評価
  (3)空調器の健全性評価
  (4)熱交換器とヒートポンプの違い
  (5)暑熱対策について
  (6)MDI製井水利用高効率空気冷却熱交換器
  (7)最新フリークーリングシステムを利用した断熱材製造工場の実例
  (8)データセンター向超高効率熱交換器の実験
  (9)ある自動車電子機器組立工場の省エネ事例
  (10)コンプレッサ室のオーバーヒート対策


3.工場・設備のCO2削減対策 盲点と改善例
 〜機器を交換すれば省エネが完了!と考えるところに落とし穴がある〜


 3.1 排気熱回収
  (1)ボイラー煙突排気熱回収/給水加温
  (2)冷凍食品工場 蒸庫排気回収/洗浄用温水ボイラーゼロ化
  (3)パン工場 排気熱回収/ボイラー給水加温
  (4)ガス/液 モジュール SUSプレート式
  (5)うどん工場 湯気熱回収
  (6)ごはんパック工場 無圧蒸気 蒸気熱回収
 3.2 排水熱回収
  (1)コンビニ向け総菜工場 バット洗浄廃水、そば茹で排水熱回収
  (2)10馬力水熱源ヒートポンプを用いたクーリングタワー熱源 ボイラー給水加温
  (3)温泉排水熱源温浴施設ボイラー燃料削減
  (4)下水熱利用牛舎床暖房
 3.3 赤水対策
  (1)マルチサイクロン&ガラスパールろ過器 水中のSS汚れ・赤水対策
 3.4 冷却塔水対策
  (1)冷却塔循環水の汚れ対策とチラー保護
  (2)スケール洗浄液 ダイナミック・デスケーラー
 3.5 排気熱回収
  (1)VOC排気熱回収
  (2)UV硬化樹脂排気熱回収
  (3)ゴムのキュア炉熱回収
  (4)ガス/ガスからガス/液-液/ガスへ変更するケース
  (5)油焼き入れ炉排気冷却
  (6)熱交換器の油汚れ対策洗浄液 ダイナミックGC-S
  (7)ポテトチップ工場フライヤー排熱回収
  (8)自動車加熱炉排気熱/温水槽加温
  (9)バッテリー工場の硫酸排水熱回収/ヒーター削減ヒートポンプ
  (10)乾燥炉吸気加温/冷房タダのススメ
  (11)塗装前処理洗浄槽の省エネ設計思想
  (12)木質バイオマスチップ乾燥問題の解決実験
  (13)ハイエースのコジェネ化
  (14)ベーパライザーの基礎
  (15)ベーパーコンデンサの基礎
 3.6 コンサル及び勉強会
  (1)MDIによる熱ソリューションコンサル業務
  (2)MDIによる熱の基礎勉強会


4.質疑応答<適宜> 名刺交換など

− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

関連セミナー実績

2024. 6.25 最新熱回収と熱交換器・ヒートポンプ・熱対策
2023. 6.16 最新熱回収と熱交換器・ヒートポンプ・熱対策
2022. 2.17 最新熱回収と熱交換器・ヒートポンプ・熱対策
2021. 4.20 最新熱回収と熱交換器・ヒートポンプ・熱対策


 ※FAXでもお申し込みいただけます。FAXお申し込み用紙(PDF)を印刷いただき、必要事項をご記入のうえ弊社まで
  ご送信ください。(FAX番号は、お申込用紙に印刷されています)
 ※PDF形式のファイルをご覧頂くための Adobe Reader は、アドビ システムズ社から無償提供されています。
                 Adobe Reader 最新版ダウンロードはこちらから
■ お問い合わせの前に『よくあるご質問(セミナー)』をご一読下さいませ ■
■ 書籍・調査資料のご案内はこちらでございます ■