<セミナー詳細>

セミナーコード:20250607   受講お申し込みは、画面下の「受講申込」ボタンから

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★本セミナーでは、燃料アンモニアに係る政策動向から、注目されるブルー/グリーンアンモニアの製造法と
 コスト、サプライチェーン、水素社会推進法による支援内容、CO2対策費を含む2040年の種々の燃料の発電
 コスト等、また燃料としてアンモニアを利用するのではなく、アンモニアをCO2固定材とし、生成する炭酸水素
 アンモニウムをメタネーションに利用するカーボンリサイクル技術などに至るまで、斯界の最前線でご活躍中
 の神原博士に詳説頂きます。

アンモニアの利用技術とコスト・ビジネス展望、新規ビジネスモデル
〜脱炭素燃料、水素キャリアとしてのアンモニアおよび
CO2固定・リサイクル・メタネーション原料としてのアンモニア〜
●講 師 国立大学法人東海国立大学機構岐阜大学
副学長
工学部 化学・生命工学科 物質化学コース 教授
神原信志 氏
 会 場 
  <講師紹介>
昭和61年4月出光興産(株)、平成15年5月岐阜大学助教授、
平成25年6月岐阜大学教授、令和4年4月副学長、現在に至る。
学位:平成5年3月、博士(工学)群馬大学(論文題目:石炭燃焼に
    おけるNOx生成機構とその抑制技術に関する研究)
賞罰:平成 5年12月、日本燃焼学会研究奨励賞。
    平成 8年 7月、日刊工業新聞社・環境庁環境賞優良賞。
    平成10年 3月、日本エネルギー学会進歩賞(技術部門)。
    平成14年12月、日本燃焼学会研究技術賞。
    平成17年10月、第6回高温ガス浄化国際会議優秀論文賞。
    平成20年10月、小野木科学技術振興財団最優秀賞。
    平成23年 7月、日本エネルギー学会論文賞。
    平成25年 2月、日本機械学会環境工学部門研究業績賞。
    平成25年12月、日本燃焼学会論文賞。
    令和 4年 2月、日本エネルギー学会学会賞。
●日 時 2025年 6月 13日(金) 13:15〜16:45
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.開催日より7〜10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。

●受講料 44,000円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき38,500円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【講師の言葉】

 2050年カーボンニュートラルを実現するには、脱炭素エネルギーへの積極的な転換またはCO2の固定とカーボンリサイクルが必要です。本セミナーでは、脱炭素エネルギーの1つとして注目されている燃料アンモニアの政策動向を概説した後、その利用技術動向について詳説します。特に、ブルー/グリーンアンモニアの製造法とコスト、サプライチェーン、水素社会推進法による支援内容、CO2対策費を含む2040年の種々の燃料の発電コスト等を解説します。また、燃料としてアンモニアを利用するのではなく、アンモニアをCO2固定材とし、生成する炭酸水素アンモニウムをメタネーション等に利用するカーボンリサイクルの可能性を提案します。
【プログラム】

1.アンモニアの政策動向

 (1)なぜアンモニア?(IEAレポートより)
 (2)アンモニア利用に関する政策動向一覧
 (3)燃料アンモニア導入官民協議会
 (4)2050年カーボンニュートラルに伴う成長戦略
 (5)第7次エネルギー基本計画とGX2040ビジョン
 (6)総合資源エネルギー調査会中間とりまとめ
 (7)水素社会推進法案とその支援制度
 (8)水素等供給基盤整備事業(令和6年度事業)にみるビジネス展望
 (9)中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議
 (10)関東広域アンモニアサプライチェーン構想
 (11)新潟県カーボンニュートラル産業ビジョン


2.アンモニアの基礎知識(コストを含めて)

 (1)アンモニアの物性と特長
 (2)他のエネルギーとの比較
 (3)アンモニア製造プロセスの概要
 (4)2種類のブルーアンモニアとグリーンアンモニア
 (5)ブルーアンモニアとグリーンアンモニアのコスト
 (6)グリーン水素とグリーンアンモニアのコスト
 (7)ブルー水素とブルーアンモニアの発電コスト比較
 (8)CO2対策費を考慮した2040年種々の燃料の発電コスト
 (9)ブルー/グリーンアンモニアサプライチェーン(日本への輸入)
 (10)世界のアンモニア・水素サプライチェーン
 (11)2030年・2050年世界のアンモニア・水素消費量予測


3.脱炭素燃料としてのアンモニア利用

 (1)SIP第1期「エネルギーキャリア」の概要
 (2)NEDO GI基金:電力・船舶分野での利用技術開発
 (3)国内外の研究開発動向とビジネス展望
 (4)SIP第3期「アンモニア・水素利用分散型エネルギーシステム」の概要
 (5)産業・工業燃料としてのアンモニアの課題
 (6)アンモニア分解触媒
 (7)水素/アンモニア混合ガスの燃焼
 (8)分散型電源へのアンモニア導入コストシミュレーション


4.水素キャリアとしてのアンモニア

 (1)アンモニアから純水素を得るための技術的課題
 (2)アンモニアからの純水素製造
 (3)アンモニアを原料とする燃料電池発電システム


5.アンモニア利用の新規合成ガス・合成燃料製造技術の提案(コストを含めて)

 (1)アンモニアによるCO2固定・貯蔵・輸送・利用のビジネスモデル
 (2)アンモニアとCO2の反応
 (3)炭酸水素アンモニウムはCO2/H2キャリア
 (4)炭酸水素アンモニウムによるカーボンリサイクルのコスト
 (5)炭酸水素アンモニウムから得る濃縮CO2のコスト
 (6)炭酸水素アンモニウムから得るH2のコスト
 (7)メタネーションへの展開
 (8)合成燃料への展開


6.今後の展望


7.質疑応答(適宜)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

関連セミナー実績

2024. 4.19 アンモニアの利用技術とコスト・ビジネスモデル・展望


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