<セミナー詳細>

セミナーコード:20250810   受講お申し込みは、画面下の「受講申込」ボタンから

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★海外プロジェクトにおいて、失敗、不採算に至るメカニズムを検証し、リスクをどう想定しトラブル予防策
 を練り、各フェーズでどう対処していけばいいのか。
★本セミナーでは、厳しい価格競争と海外プロジェクトの困難さを経験されている企業の担当者のために、
 リスクマネジメントの正しい理解と実践方法、見積・応札段階のリスク分析、契約条件のチェック、
 遂行段階のリスク管理、対客先および対現地業者との紛争予防・対応などについて、実務経験豊富な
 示野講師より実体験を交え詳説頂きます。
★ とりわけ、昨今の急激な国際情勢の変化にどう対処するか、講師が考えるポイントを解説します。

〜海外プロジェクトの実例も交えて〜
プロジェクトのリスク管理と注目すべきリスク項目・対処法
●講 師 鎌倉国際合同会社代表
元日揮グローバル株式会社 プロジェクトディレクター
示野耕司 氏
 会 場 
  【講師紹介】
1981年大阪大学工学部環境工学科卒業後、日揮(現日揮グローバル)に入社。
20年以上に亘り海外EPC案件のプロジェクトディレクター/マネージャーとしての
業務に従事し、海外駐在歴は8カ国22年に及ぶ。
又フィリピン(2008〜2012)及びインドネシア(2022〜2023)の現地EPC法人
(従業員1,000人強)社長/副社長としてEPC会社の運営管理にも従事。
又、近年は欧米企業とのJOINT-VENTUREによる大型案件の見積、並びに
EPC遂行の責任者として入札、契約交渉、EPCプロジェクトマネジメント業務に従事。
2020年に個人会社を設立。
東京大学(2020〜2025)、(社)エンジニアリング協会(2019〜)、個別企業/公的機関
の講師としてプロジェクトや契約、リスクマネジメントの講義を行っている。
●日 時 2025年 8月 27日(水) 10:30〜16:30
●会 場 東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室  》》 会場地図はこちら 《《
※急ぎのご連絡は(株)技術情報センター(TEL06-6358-0141)まで!!

※本セミナーは、会場での受講またはライブ配信(Zoom)での受講も可能です。
※セミナー資料(テキスト)はセミナー開催日の直前にデータ(pdf)でお送り致します。
※ライブ配信に関する 》》よくあるご質問はこちら 《《 から。

※アーカイブ受講可能
 (当日受講及びアーカイブ受講の両方をご希望の方はそれぞれ受講料を頂戴致します。)
  1.受講料は同額となります。
  2.開催日より7〜10営業日以降に配信の準備が整いましたらご連絡致します。
  3.ご都合の良い日をお伺いし、視聴用URLなどをお送り致します。
  4.動画の公開期間は公開日より5日間となります。

●受講料 49,940円(1名につき)
(同時複数人数お申込みの場合1名につき44,440円)
※テキスト代、消費税を含む
●主 催 (株)技術情報センター

●セミナープログラム●
【セミナーの狙い(講師からのメッセージ)】

 コロナ禍・脱炭素・国際紛争・貿易不均衡など、EPCを取り巻く環境は短期間に大きな変化を経験しています。国内市場が縮小傾向にある現在、日本企業はこの中でも海外に出て、リスクを取りながらもビジネスを展開して行く運命にあります。
 一方海外のプロジェクトでは問題が発生して不採算に陥る例が散見されます。
 これらを防ぐには、案件選別・見積り・入札・契約交渉・EPC遂行の各PHASEの中に潜む見えないリスクを事前に発掘し、これを回避する準備や手段を講じる必要があります。一方我々はリスクと言う一般名詞を何気なく使用しながらも、本来のリスクマネジメントのアプローチを正しく適用せずに運営を進めてしまう事が時として見られます。本セミナーでは講師のEPCでの経験を踏まえて、リスク管理の仕組みを理解戴くと共に、各段階でのリスクとその回避策についての実例紹介を通じてリスク管理の視点を強化戴くと共に、将来の御自身の業務においてリスクマネジメント手法を正しく適用して、健全なプロジェクトの計画運営を実現して戴ける事を目標としています。
 尚、本セミナーでは講師の経験から主に石油・ガス関連のEPCプロジェクトでのリスクについて解説しますが、リスクの概念は他の分野(発電、土木建築、インフラ等)でのプロジェクト管理においても十分応用が可能ですし、講演中も可能な限り他分野での応用についても触れ、質問があればお応えします。
 又、本セミナーでは、様々な分野の受講者の方々との質疑応答(積極的なご質問をお願いします)のなかで問題を共有して、短い時間のなかで皆様の今後のビジネス活動に貢献できたらと思います。現在、海外プロジェクトを遂行しておられる企業の方々、今後海外進出を考えている企業の方々の参考にして戴きたいと思っています。

【受講をお奨めする方】

 主に海外プロジェクトの見積・EPC遂行に関わるエンジニア、プロジェクト管理、資材調達、建設、技術、営業、契約・法務部門関係者。ならびに海外展開を志向する企業の皆様
【セミナーコンテンツ】

序論:講義ウエイト10%
 ●海外EPCビジネスで起こっている事実
 ●流動的な国際情勢
 ●特に日本企業が陥る困難

リスクマネジメント全般:講義ウエイト30%
 ●リスクとは何か
 ●リスクマネジメント手法の理解
 ●リスクマネジメント実践入門

注目すべきリスク項目:講義ウエイト40%)
 ●見積からプロジェクト遂行への流れ
 ●契約条件に潜むリスク
 ●遂行時のリスク項目

対外交渉のマネジメント:講義ウエイト20%)
 ●顧客との交渉
 ●ビジネスパートナーからのクレームマネジメント
 ●国際ビジネスの要点

【講座の流れ】

1.海外プロジェクトの難しさ、現在世の中で起こっていることの情報共有
2.リスクとは何かリスクマネジメントとは何かを正しく理解し、実践の方法を学ぶ
3.契約段階、遂行段階での注目すべきリスク項目と対処例の紹介
4.国際ビジネスにおける対外交渉、クレームマネジメントの要点の共有
【プログラム】

1.序論:今EPC業界で起こっている事

 ・海外EPCプロジェクトで起こっている事実を認識し、これを共有する
 ・流動的な国際情勢の認識
 ・日本企業を中心に直面している困難等の事実を共有し、リスクマネジメントの重要性を認識


2.リスクとリスクマネジメント

 ・リスクとは何か?リスクマネジメントとは何かについて、正しい知識と理解を得る
 ・リスクマネジメントの全体像を体系的に学び、理解する
 ・リスクマネジメントの実践の初歩を学ぶ


3.注目すべきリスク項目

 ・見積り段階からプロジェクト遂行までの流れの理解
 ・契約に潜むりすく項目とその対処法の紹介
 ・遂行段階での主要リスク項目と対処例の紹介


4.対外交渉のマネジメント

 @顧客との円満な交渉を目指す
  ・トラブルにどう対処するか
  ・顧客へのクレームの準備
  ・クレームに対する作成戦略
 Aパートナーのクレームマネジメント
  ・(現地)業者(ベンダー、サブコントラクター)からのクレーム
  ・発生要因とその対応(実例の紹介等)
  ・国際ビジネスでの注意点の紹介


5.質疑応答(適宜)
− 名 刺 交 換 な ど −
セミナー終了後、ご希望の方はお残りいただき、
講師とご受講者間での名刺交換ならびに講師へ個別質問をお受けいたします。

関連セミナー実績

2024. 2.29 海外プロジェクトのリスクと成功に導くポイント
2023. 2. 8 海外プロジェクトのリスクと成功に導くポイント
2022. 2.10 海外プロジェクトの実例を交えたリスク対応
2020.12.10 海外プロジェクトの実例を交えたリスク対応
2020. 2.19 海外プロジェクトの実例を交えたリスク対応


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