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化学物質の毒性評価担当者の必携書
定量的構造活性相関

QSAR手法を用いた化学物質の手計算による毒性予測
第3巻 刺激,アレルギー性の予測

[コードNo.01LIC003]

■著者/ 松尾 昌
住友化学工業(株) 生物環境科学研究所 研究主幹
大阪大学 先端科学技術共同研究センター 客員教授
工学博士
■体裁/ A4判 102頁
■発行/ 1998年 5月20日 (株)エル・アイ・シー
■定価/ 11,000円(税込価格)

◆信頼性の高い文献を基にしたQSAR手法の手計算を習得すると…
  @該当化学物質及び類似物質の性質(定量的毒性)が把握できる
  AコンピュータによるQSAR結果の検証が可能
  B今後の新規開発物質の方向性を探るのに有効
◆1996年までの文献をすべてサーチ
◆信頼性の高い数値が導き出せる計算式を内外文献より網羅
◆具体的物質の計算例を記載


構成と内容

 【解 説】
  1.はじめに
  2.刺激性
    2.1 皮膚一次刺激性      2.2 呼吸器系刺激
    2.3 眼一次刺激性(Primary eye irritation)
  3.アレルギー性
    3.1 アレルギー性接触皮膚炎  3.2 呼吸器系アレルギー
  4.刺激性,アレルギー性とQSAR
    4.1 刺激性とQSAR     4.2 アレルギー性とQSAR
  5.QSAR手法を用いた手計算による刺激性,アレルギー性の予測
    5.1 チャートの使い方     5.2 QSAR式,予測式など
  6.おわりに
  7.引用文献

 【QSAR手法に必要なパラメータ一覧(付表)】
  1.Hammettの置換基定数(σ)
  2.Taftの置換基定数(σ*)
  3.TaftのEs
  4.Le Bas分子容(V)
  5.代表的な化合物のlogP
  6.疎水性置換基定数など
  7.Smallの分子引力定数(F)
  8.金属のSoftnessパラメータ(σp)
     *その他のパラメータは該当文献の項に記載

 【手計算による刺激性予測・アレルギー性接触皮膚炎予測チャート】
  1.手計算による皮膚一次刺激性予測チャート
  2.手計算による呼吸器系刺激性予測チャート:試験法別
  3.手計算による眼一次刺激性予測チャート
  4.手計算によるアレルギー性接触皮膚炎予測チャート

 【文献からみたQSAR式(文献名,化合物,実験条件,使用パラメータ,
  計算式,予測値と実測値一覧,計算例)】
刺激性
No.文献化学物質
No. 1Barratt, M.D. Toxicol. in Vitro中性及び親電子的有機化合物(52種)
No. 2Hurley, P.M.ら Fd. Chem. Toxic.工業化学品,農薬など
No. 3Gad, S.C.ら J. Toxicol.-Cut. Ocular Toxicol.一般化学物質(72種)
No. 4Williams, S.J.ら Fd. Chem. Toxic.一般化学物質(60種)
No. 5Gilman, M.R.ら J. Toxicol.-Cut. Ocular Toxicol.一般化学物質
No. 6Muller, J.ら Fd. Chem. Toxic.
Turner, L. ら  Toxic. in Vitro
ケトン,アルコール,酢酸エステル類,ベンゼン誘導体
No. 7Muller, J.ら Fd. Chem.
Toxic.Roberts, D.W.  Chemico-Biol. Interaction
ケトン,アルコール,酢酸エステル類,ベンゼン誘導体
No. 8Roberts, D.W. Chemico-Biol. Interactionケトン,アルコール類,ベンゼン誘導体
No. 9Gagnaire, F.ら J. Appl. Toxicol.脂肪族アミン類
No.10Nielsen, G.D.ら Acta Pharm. Nord.アルキルベンゼン,クロロベンゼン誘導体
No.11Alarie, Y. CRC Crit. Rev. Toxicol.一般化学物質:β-ニトロスチレン,ベンザルマロノニトリル,シンナマルマロノニトリル誘導体
No.12Alarie, Y. Toxicol. Appl. Pharmacol.置換スチレン,置換ベンザルマロノニトリル,置換シンナマルマロノニトリル類
No.13Alarie, Y. "Proceedings of the Inhalation Toxicol. Technol. Symp."(Ann Arbor Sci.)工業化学物質(26種)
No.14De Ceaurriz, J.C.ら Toxicol. Letters工業化学物質(22種)
No.15Sugai, S.ら J. Toxicol. Sci.サリチル酸誘導体
No.16Sugai, S.ら J. Toxicol. Sci.化学物質全般(131種)
アレルギー性
No.文献化学物質
No.17Basketter, D.A.ら Contact Dermatitis1-ブロモアルカン(C4〜C18)類
No.18Roberts, D.W.ら Contact Dermatitisジアクリル酸及びジメタクリル酸エステル誘導体
No.19Roberts, D.W.ら Toxic. in Vitroメタンスルホン酸アルキル(C12〜C18)など(27種)
No.20Roberts, D.W.ら Contact Dermatitisアルカン又はアルケン(C12〜C18) スルホン酸メチル及びメタンスルホン酸アルキル又はアルケニル(C12〜C18)
No.21Roberts, D.W.ら Arch, Dermatol. Res.アルカン(n-C6〜C16)スルホン酸メチル
No.22Franot, C.ら Chem. Res. Toxicol.α-(ω-置換メチル)-γ,γ-ジメチル-γ-ブチロラクトン類
No.23Franot, C.ら Chem. Res. Toxicol.α-(ω-置換アルキル)-γ,γ-ジメチル-γ-ブチロラクトン類
No.24Roberts, D.W.ら J. Theor. Biol.飽和(C6〜C16)及び不飽和(C10〜C16)アルキルスルトン誘導体
No.25Roberts, D.W.ら Contact Dermatitisウルシオール同族体(3-置換カテコール,3-置換o-ベンゾキノン誘導体)
No.26Barratt, M.D.ら Toxic. in Vitro安息香酸フェニル誘導体
No.27Barratt, M.D.ら "In vitro Skin Toxicol. Irritaion, Phototox., Sensitization"(Altern. Methods Toxicol.)(May Ann Liebert)安息香酸フェニル誘導体(11種)
No.28Roberts, D.W.ら Fd. Chem. Toxic.p-ニトロベンジル化合物
No.29Roberts, D.W. Chem. Res. Toxicol.置換ベンゼン,ピリジン及びピリミジン誘導体
No.30Hausen, B.M.ら Contact Dermatitis2-メトキシ-6-アルキル(C1〜C15)-1,4-ベンゾキノン類(プリミン(Primin)同族体)
No.31Suda, H.ら Immunopharmacol. Immunotoxicolスルフヒドリル基を有する抗リウマチ剤
No.32Magee, P.S.ら Quant. Struct.-Act. Relat. ; In vitro Skin Toxicol.,Irritation, Phototox., Sensitization(Altern. Methods Toxicol.)(Mary Ann Liebert, Inc. Publ.)化学物質全般
No.33Hosty'nek, J.J.ら Arch. Dermatol. Res.化学物質全般



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『QSAR手法を用いた化学物質の手計算による毒性予測(哺乳動物)』
  第2巻「亜急性,慢性毒性の予測」
  第3巻「刺激,アレルギー性の予測」
  第4巻「生殖・発生毒性の予測」
  第5巻「変異原性の予測」
  第6巻「発癌性の予測」
  第7巻「吸収,分布,代謝,排泄(ADME)の予測」
『QSAR手法を用いた化学物質の手計算による生態毒性予測(環境生物)』
  第1巻 急性,亜急性,慢性毒性,繁殖性など
  第2巻 生分解性


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