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化学物質の毒性評価担当者の必携書
定量的構造活性相関

QSAR手法を用いた化学物質の手計算による毒性予測
第5巻 変異原性の予測

[コードNo.01LIC005]

■著者/ 松尾 昌
住友化学工業(株) 生物環境科学研究所 研究主幹
大阪大学 先端科学技術共同研究センター 客員教授
工学博士
■体裁/ A4判 136頁
■発行/ 1998年 9月15日 (株)エル・アイ・シー
■定価/ 11,000円(税込価格)

信頼性の高い文献を基にしたQSAR手法の手計算を習得すると…
 @該当化学物質及び類似物質の性質(定量的毒性)が把握できる
 AコンピュータによるQSAR結果の検証が可能
 B今後の新規開発物質の方向性を探るのに有効
1996年までの文献をすべてサーチ
信頼性の高い数値が導き出せる計算式を内外文献より網羅
具体的物質の計算例を記載


構成と内容

 【解 説】
  1.はじめに
  2.変異原性試験
  3.変異原性とQSAR
   3.1 変異原性試験に用いられるQSAR式
   3.2 追加パラメータ:Swain-Scott定数(s)の紹介
  4.QSAR手法を用いた手計算による変異原性の予測
   4.1 チャートの使い方
   4.2 QSAR式,予測式など
  5.おわりに
  6.引用文献

 【QSAR手法に必要なパラメータ一覧(付表)】
  1.Hammettの置換基定数(σ)
  2.Taftの置換基定数(σ*)
  3.TaftのEs
  4.Le Bas分子容(V)
  5.代表的な化合物のlogP
  6.疎水性置換基定数など 
  7.Smallの分子引力定数(F)
  8.金属のSoftnessパラメータ(σp)
  9.結合屈折 
  10.代表的な置換基のMR
  11.STERIMOLパラメータ
  12.Swain−Scott定数(s)
   *その他のパラメータは該当文献の項に記載

 【手計算による変異原性予測チャート】
  1.手計算による変異原性予測チャート:化学構造別
  2.手計算による変異原性予測チャート:試験系別

 【文献からみたQSAR式(文献名,化合物,実験条件,使用パラメータ,
  計算式,予測値と実測値,計算例)】
No.文献化学物質
No. 1Hansch,C.ら J.Med.Chem.置換o-フェニレンジアミン-塩化プラチナ錯体
No. 2Debnath,A.K.ら  Environ.Mol.Mutagen.芳香族及びヘテロ環アミン類
No. 3Hatch,F.T.ら Mut.Res.ヘテロ環及び芳香族アミン類
No. 4Hatch,F.T.ら Mut.Res.芳香族及び複素環アミン類
No. 5You,Z.ら Mut.Res.o-置換ベンジジン誘導体
No. 6Trieff,N.M.ら J.Mol.Toxicol.芳香族アミン及びアセトアミド類
No. 7Shusterman,A.J. CHEMTECH1-メチル-2-アミノベンズイミダゾール誘導体
No. 8Ford,G.P.ら Chem.-Biol.Interactionsヘテロ環アミン類
No. 9Compadre,R.L.ら Environ.Mutagen.芳香族ニトロ化合物
No.10Debnath,A.K.ら J.Med.Chem.芳香族及びヘテロ芳香族ニトロ化合物
No.11Debnath,A.K.ら Environ.Mol.Mutagen.芳香族及びヘテロ芳香族ニトロ化合物
No.12Klopman,G.ら Mut.Res.ニトロアレン(多環芳香族)類
No.13Maynard,A.T.ら Mol.Pharmacol.ニトロアレン類
No.14McCoy,E.C.ら Mut.Res.ニトロピレン誘導体
No.15Comparde,R.L.ら Int.J.Quant.Chem.多環ニトロ化合物
No.16Debnath,A.K.ら Environ.Mol.Mutagen.多環芳香族ニトロ化合物
No.17Biagi,G.L.ら Terat.,Carcin.,Mutag.5-ニトロイミダゾール類
No.18Sturdik,E.ら Chem.-Biol.Interactions5-ニトロ-2-フリルエチレン類
No.19Balaz,S.ら Chem.-Biol.Interactions3-(5-ニトロ-2-フリル)アクリル酸N-置換アミド
No.20Debnath,A.K.ら J.Med.Chem.ニトロフラン誘導体
No.21Biagi,G.L.ら Arch.Toxicol.ニトロイミダゾ[2,1-b]チアゾール誘導体
No.22Kier,L.B.ら J.Pharm.Sci.ニトロソアミン,ニトロソグアニジン,ニトロソ尿素類
No.23Langenbach,R.ら "Struct.-Act.Correl.Predict.Tool Toxicol."ジアルキルN-ニトロソアミン類
No.24Basak,S.C.ら IRCS Med.Sci.ニトロソアミン類
No.25Vogel,E.W.ら Carcinogen.メタンスルホン酸,ニトロソ化合物など
No.26Vogel,E.W.ら Mut.Res.;Carcinogen.アルキル化剤
No.27Jinno,K. Mut.Res.N-ニトロソメチルアニリン類
No.28Singer,G.M.ら J.Med.Chem.N-ニトロソ-N-ベンジルメチルアミン類
No.29Debnath,A.K.ら Environ.Mol.Mutagen.N-ニトロソ-N-置換ベンジルメチルアミン類
No.30Venger,B.H.ら J.Med.Chem.1-置換フェニル-3,3-ジアルキルトリアゼン誘導体
No.31Hopfinger,A.J.ら Mol.Pharmacol.1-(置換フェニル)-3,3-ジアルキルトリアゼン類
No.32Shusterman,A.Jら Int.J.Quant.Chem.1,1-ジメチル-3-置換フェニルトリアゼン誘導体
No.33Shusterman,A.J.ら Int.J.Quant.Chem.1,1-ジメチル-3-(X-フェニル)-トリアゼン誘導体
No.34Shusterman,A.J.ら Mol.Pharmacol.3,3-ジメチルフェニル及びヘテロ環トリアゼン誘導体
No.35Gombar,V.K.ら Quant.Struct.-Act.Relat.アリルトリアゼン誘導体
No.36Sugiura,K.ら Mut.Res.スチレンオキシド誘導体
No.37Sugiura,K.ら Chemosphereスチレンオキシド誘導体
No.38Rashid,K.A.ら Mut.Res.カルコン及びカルコンオキシド誘導体
No.39Tuppurainen,K.ら Mut.Res.;Kemia-Kemi塩素化フラノン類
No.40Tuppurainen,K.ら Mut.Res.クロロフラノン類
No.41Tuppurainen,K.ら Kemia-Kemi塩素化オキシフラノン誘導体
No.42Tuppurainen,K., J.Mol.Str.(Theochem)フラノン誘導体
No.43Debnath,A.K.ら Mut.Res.キノリン類
No.44Ferguson,L.R.ら J.Med.Chem4'-(9-アクリジニルアミノ)メタンスルホン酸アニリド誘導体
No.45Brown,B.R.ら Mut.Res.アクリジン誘導体
No.46Henry,D.R.ら Mut.Res.アクリジン誘導体
No.47Roll,M.ら Mutag.N-ベンジルフェナントレン-9,10-イミン誘導体
No.48Flora,S.DE.ら Toxicol.Environ.Chem.化学物質全般(117化合物)



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『QSAR手法を用いた化学物質の手計算による毒性予測(哺乳動物)』
  第2巻「亜急性,慢性毒性の予測」
  第3巻「刺激,アレルギー性の予測」
  第4巻「生殖・発生毒性の予測」
  第5巻「変異原性の予測」
  第6巻「発癌性の予測」
  第7巻「吸収,分布,代謝,排泄(ADME)の予測」
『QSAR手法を用いた化学物質の手計算による生態毒性予測(環境生物)』
  第1巻 急性,亜急性,慢性毒性,繁殖性など
  第2巻 生分解性


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